米山

米山と米山薬師

　霊峰・米山は、上越市と柏崎市の境に位置し、民謡「三階節」や三河（愛知県）の鳳来寺薬師、日向（宮崎県）の法華嶽薬師と並んで日本三薬師の一つとして知られる標高992メートルの山です。
　米山とはその名が示すように、泰澄大師の弟子・沙弥が海を渡る強欲な船主から米俵を五輪山（今の米山）に向けて飛ばしたという伝説に由来します。
　米山薬師は田畑の豊作や雨乞い、人間・動物の守護、海上の安全に霊験あらたかと伝えられ、県内はもとより全国からも広く信仰を集めています。
　米山山頂からふもとへ約5キロメートルほど下ったところにある密蔵院護摩堂は、米山薬師の別当寺で、和銅5年（西暦712年）泰澄大師が開いたと伝えられています。緑あふれる護摩堂は、文化14年（西暦1817年）に再建されたものですが壁面彫刻の美しさは上越地方随一といわれています。
　山頂までは約1時間のコースと約2時間のコースがあり、老若男女を問わず家族連れで気軽に登れる山です。

ルートガイド

コース（4）、（5）の問い合わせは柏崎市（商業観光課）電話番号：0257-23-5111へお願いします。

 米山土あげ運動について

 今年で7年目を迎えた「土あげ運動」​ 
米山の景観を守るため、登山をする方に「修復に使う土を運ぶお手伝い」をお願いします。土置き場は、下牧登山道入口と水野登山道入口に設置しています。
土置き場横のBOX内に土を入れる袋を用意していますので、登山の際には持てる分量の土を袋に詰めて、山頂の土置き場まで運んでください。
ご協力をお願いします。

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下牧登山道入口土置き場
水野登山口にも土置き場を設置しています。

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山頂土置き場
山頂の土置き場は、山頂避難小屋の柏崎側に設置してあります。
運んでいただいた土は、11月に薬師堂前に敷き詰めます。

 米山山頂トイレ

山頂トイレは組立式となっており、土壌のバクテリア等の働きにより、汚水を洗浄水として再利用でき、水道も電気も使用しない浄化システムを使用しています。
多くの方が利用されますので、きれいに、水は大切に使用しましょう。
（注）山頂トイレは、雪が降る前11月上旬頃に解体します。

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トイレの使用方法
米山山頂トイレは、雨水を利用し水を流す仕組みになっています。
使用後は、便器横の足踏みポンプをゆっくり踏んで水を流してください。
ポンプが膨らまないうちに何度も繰り返し踏んでも水は流れません。

米山登山道(下牧口)休憩施設(下牧ベース993)

下牧休憩施設は、どなたでも無料でご利用いただけます。（注）ただし、宿泊施設ではありません。
施設の愛称「下牧ベース993」は下牧の登山口から標高993メートルの米山山頂を目指すベースキャンプという意味が込められています。
所在地：上越市柿崎区下牧694番地

（注）上越市側登山道のトイレは下牧ベース993のみです。水野口及び水野林道コースを利用される方は下牧ベース993のトイレを利用してください。

交通機関のご案内

自家用車の場合

コース（1）・コース（3）・コース（5）には駐車場がありますのでご利用ください。
（北陸自動車道 柿崎インターチェンジからコース（1）・コース（3）登山口まで、20～30分です。）

公共交通機関の場合

JR柿崎駅からハイヤーをご利用ください。

頸城ハイヤー株式会社の営業所は駅から徒歩3分です。

頸城ハイヤー株式会社

　問い合わせ　電話：025-536-2218

地図

地図で場所を確認する（Googleマップ・外部リンク）＜外部リンク＞