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地球温暖化とは

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新

 地球温暖化とは、私たちの日常生活や社会活動において、石炭や石油等の化石燃料が大量消費されることなどに伴い、熱を吸収する性質を持つ温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、フロン類)が大気中に大量に放出され、地球全体の平均気温が上昇する現象です。

現状

 18 世紀半ばの産業革命以降、人間活動の活発化により化石燃料の消費が増加する一方で、CO2を吸収する森林の減少などにより、大気中の温室効果ガスの濃度が高まり、地球規模で気温が上昇し、地球温暖化が進行しています。
 今後、地球温暖化がさらに進行すると、気候変動により、自然及び人間社会に深刻で広範囲にわたる取り返しのつかない影響が生じる可能性が高まるとされています。
 2021年(令和3年)8月に公表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書(第1作業部会報告書[自然科学的根拠])によると、世界の平均気温は、産業革命前後(1850~1900年)と比べて、既に1.09℃上昇(2011~2020年)しており、この観測値は過去10万年間で最も温暖だった数百年間の推定気温と比べても前例のないものであるとし、気温の将来予測について、気候政策などの地球温暖化対策を実施しない場合、今世紀末までに平均気温が最大5.7℃上昇すると予測されています。

世界平均気温(年平均)の変化(説明図)

影響

 地球温暖化によって気温が上昇すると、海洋の熱膨張や氷河・氷床の融解による海水面の上昇、洪水や干ばつなどの増加、陸上・海の生態系の変化、農作物の収量低下や水不足、人間への健康被害など様々な影響が予測されています。
 当市においては、2019年(令和元年)8月に高田の気温が、1922年(大正11年)の統計開始以降初めて40℃を超えるなど、地球温暖化の影響は、私たちの身近な問題として感じられるようになってきています。このまま地球温暖化が進行した場合、今後さらに、気候変動による社会的・経済的な影響や被害が大きくなることが予測されており、持続可能な社会を構築するためには、世界全体で気候変動対策を進めることが喫緊の課題となっています。

世界の年平均地上気温変化(説明図)

2100年末に予測される日本での影響予測

(温室効果ガス濃度上昇の最悪ケース RCP8.5、1981-2000年との比較)
気温 気温 3.5~6.4℃上昇
降水量 9~16%増加
海面 60~63cm上昇
災害 洪水 年被害額が3倍程度に拡大
砂浜 83~85%消失
干潟 12%消失
水資源 河川流量 1.1~1.2倍に増加
水質 クロロフィルa増加による水質悪化
生態系 ハイマツ 生育可能な地域の消失~現在の7%に減少
ブナ 生育可能な地域が現在の10~53%に減少
食料 収量に大きな変化はないが品質低下リスクが増大
温州みかん 作付適地がなくなる
健康 熱中症 死者、救急搬送者数が2倍以上に増加

出所 全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(環境省環境研究総合推進費報告書)を基に作成

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