気温が下がり寒くなると、暖房器具を使用する機会が増えますが、ホームタンクからの灯油給油中の不注意から、油の流出事故が増加します。
油が流出すると、少量でも広範囲に広がり、火災発生の危険性が高まるとともに、農業・工業用水などにも大きな影響を及ぼします。また、事故の原因者には、被害の補償費用やオイルフェンス等の対策費用を請求する場合もあります。
万一、流出させてしまったときや流出を発見したときは、消防署(119番)、環境政策課、各総合事務所へ連絡してください。また、素早い対応が被害拡大を防ぎます。被害を最小限にくいとめるため、土嚢などにより水路、河川への流出を防止するとともに、ボロ布などで流出した油などを回収してください。
(写真)ホームタンクから灯油を移す様子
環境政策課に報告のあった水質事故は、「油流出事故等の水質事故情報」で公開しています。
(写真)流出した油を新聞紙で吸い取る様子
(写真)排水ひ門から、白濁した油が河川に流出する様子
(写真)河川に流出した油の拡散を防ぐための措置の様子