令和6年10月から行う新型コロナワクチン接種は、季節性インフルエンザと同様の「B類疾病の定期接種」(接種を受ける努力義務はなし)として位置付けられており、接種費用を一部負担いただくこととなります。
ワクチン接種は強制ではありません。接種を行うかは、ご自身の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。
定期接種の対象者以外の方は、接種費用を全額自己負担いただくことで接種ができます(任意接種)。
個別に予診票やお知らせはお送りしません。
予診票は医療機関に送付しますので、医療機関である予診票を使用ください。
予診票の裏面に接種にあたっての注意事項が書いてありますので、お読みいただいたうえで予診票を記入し、医師の問診を受けてください。
なお、接種は医療機関での接種のみとなり、集団接種は行いません。
令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
上越市に住所があり、次のいずれかに該当する人
(注) 2.の方は、身体障害者手帳などの証明できるものが必要です。
定期接種の対象者以外の方は、任意接種(全額自己負担)として接種が可能です。
(注) ワクチンの種類により接種対象年齢が異なります。特にお子さんへの接種を希望される場合、かかりつけ医と相談してください。
実施期間中に1回
市がコロナワクチンを含む予防接種を委託している上越市または妙高市に所在する医療機関
令和6年度上越市高齢者予防接種委託医療機関一覧 [PDFファイル/217KB]
3,800円(対象者のうち、生活保護世帯の人は被保護者証明書の提示で無料となります)
ファイザー、モデルナ、第一三共、武田薬品工業、Meiji Seikaファルマ社のワクチンのうち、医療機関が入手可能なワクチンを使用します。
新型コロナワクチンの主な副反応として、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復していきます。
稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。アナフィラキシーが起きたときは、医療機関ですぐに治療を行う必要があります。また、新型コロナワクチンの接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後4日程度の間に、胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は、直ちに医療機関を受診して、接種を受けたことを伝えてください。
発現割合 | 症状 | ||||
---|---|---|---|---|---|
コミナティ (ファイザー) |
スパイクバックス (モデルナ) |
ヌバキソビット (武田(ノババックス)) |
ダイチロナ (第一三共) |
コスタイベ (Meiji Seikaファルマ) |
|
50%以上 | 接種部位の痛み、疲労、 頭痛 |
接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛 | 接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛 | 接種部位の痛み、倦怠感 | 接種部位の痛み |
10~50% | 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ | 関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑 | 倦怠感、関節痛、吐き気・嘔吐 | 接種部位の熱感・腫れ・紅斑など、頭痛、発熱、筋肉痛 | 倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、発熱、めまい、接種部位の腫れ、紅斑 |
1~10% | 吐き気・嘔吐 |
接種後7日以降の接種部位の痛みなど |
下痢、嘔吐、悪心 |
(注) コミナティ、スパイクバックス、ヌバキソビット、ダイチロナ、コスタイベの各添付文書より(9月20日現在)
接種後に副反応を疑う症状を認めた場合、まずは、接種した医療機関やかかりつけ医の医療機関へ受診をお願いします。接種した医療機関やかかりつけ医の医療機関等が専門的な対応が必要と判断した場合に、専門的な医療機関を紹介します。
施設入居などの特別な事情がある場合は、委託医療機関以外の病院等でも接種できます。
ただし、事前の確認や手続きが必要となります。
接種を希望する医療機関に「住所は上越市にあるが助成を受けて接種できるか」ということを確認してください。
接種ができる場合は、病院の指示のもと接種してください。
接種ができない場合は新潟県外で接種をする場合と同様の手続きが必要になります。
上越市高齢者予防接種実施依頼書発行申請書を健康づくり推進課に提出してください。(郵送可)
上越市高齢者予防接種実施依頼書発行申請書 [PDFファイル/71KB]、上越市高齢者予防接種実施依頼書発行申請書 [Wordファイル/23KB]
(記入例)上越市高齢者予防接種実施依頼書発行申請書 [PDFファイル/92KB]
後日、下記の書類を郵送します。
上越市高齢者予防接種費用助成金交付申請書兼請求書は接種後に使用するため、大切に保管してください。
医療機関に予防接種を受けるための予約を行ってください。
上越市高齢者予防接種実施依頼書、予診票、健康保険証などを医療機関の窓口に提出のうえ、接種してください。
全額を医療機関の窓口でお支払いください。還付申請により接種費用の一部をお返しすることができます。
接種費用は医療機関によって異なりますので、詳しくは医療機関にお問い合わせください。
接種後、下記の書類を健康づくり推進課に提出してください。(郵送可)
後日、還付額が指定の口座に振り込まれます。
上越市高齢者予防接種費用助成金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/103KB]、上越市高齢者予防接種費用助成金交付申請書兼請求書 [Wordファイル/24KB]
(記入例)上越市高齢者予防接種費用助成金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/123KB]
医療機関に支払った接種費用と自己負担額3,800円の差額をお返しします。(ただし、上限額があります。)
令和6年4月1日から令和7年4月30日まで
ワクチンの接種によって医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合は、予防接種法に基づく健康被害救済制度を受けることができます。
接種日や定期接種、任意接種によって、対象となる救済制度が異なります。
対象となる救済制度
予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省ホームページ・外部リンク)<外部リンク>
医薬品副作用被害救済制度について(独立行政法人医薬品医療機器総合機構・外部リンク)<外部リンク>
接種券の送付は行いません。また、これまで市が送付した接種券付き予診票は使用できません。
令和6年4月1日(月曜日)以降に受けた接種は、市からの接種証明書や接種済証の発行は対象外となります。接種後に医療機関から受領する接種済証を大切に保管してください。
令和6年3月31日(日曜日)までに受けた接種に対しての接種証明書は、引き続き市の窓口(健康づくり推進課、各総合事務所、南・北出張所)または郵送で手続きができます。
令和6年3月31日までに受けた接種分のみ、接種証明書の発行が可能です。
申請書を市が受領後、1週間程度かかります。
接種日時点で上越市に住民票があった方