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現在地トップページ > 組織でさがす > 産業立地課 > 日本とアジア・世界を結ぶ直江津港

日本とアジア・世界を結ぶ直江津港

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月21日更新

直江津港の紹介

直江津港の全景(写真)
提供:新潟県交通政策局港湾整備課

直江津は、本州日本海側のほぼ中央に位置し、古くから交通の要衝として栄えました。
現在も、重要港湾である直江津港をはじめ、北陸自動車道や上信越自動車道、北陸新幹線などの広域交通網を有しており、三大都市圏とほぼ等距離に位置する中で、陸、海の交通ネットワークが整っております。

直江津港の役割

直江津港は、国内、アジア、そして世界各地の港湾とつながる物流の拠点として、また、佐渡島と本土を結ぶ航路の拠点として、さらには、LNG(液化天然ガス)を電気やガスに換えて関東、中部、北陸の広範な地域に供給するエネルギー拠点として、経済活動、人々のくらしを支えています。

物流の拠点として

直江津港ガントリークレーン2号機(写真)
直江津港のコンテナ航路、コンテナ貨物補助制度

直江津港では、平成7年に韓国釜山港との定期コンテナ航路が開設されたことにより、釜山港を中継地として世界各地とのコンテナ貨物の輸出入が可能になりました。
コンテナ航路の拡充による貨物量の増加に対応するため、平成11年には、ガントリークレーンの供用が開始され、国際貿易港としてのポテンシャルは飛躍的に向上しました。
また、これまでのガントリークレーンは老朽化が進んでいたため、令和2年12月には新たなガントリークレーンの供用が開始されました。これにより、貨物の積み卸しの効率化が図られ、港の利便性がさらに高まりました。

ばら積み貨物では、LNGや工業塩、アルミナ(酸化アルミニウム)、金属くずなどの取り扱いにより、上越地域や長野県内の企業、団体の産業活動を支えています。

佐渡島と上越を結ぶ航路の拠点として

こがね丸写真
佐渡汽船株式会社提供

直江津港と佐渡島を結ぶ定期航路は、明治25年に開設されて以来、120年以上の歴史があり、ピーク時には、年間利用者は50万人を超えていました。

「朱鷺のいる島・佐渡島」への玄関口として、佐渡島民の生活のみならず、上越地域や長野県、関西地方からの観光を支えています。

エネルギー拠点として

直江津港荒浜ふ頭
提供:新潟県交通政策局港湾整備課

直江津港荒浜ふ頭は、火力発電所用地として平成16年までに埋め立てられ、平成24年7月には、中部電力株式会社(当時)上越火力発電所の営業運転が開始され、主に長野方面へ電力を供給しています。

平成25年12月には、国際石油開発帝石株式会社(当時)直江津LNG基地の操業が開始され、関東甲信越や富山、静岡など国内各地へパイプラインで製品ガスを供給する重要な拠点として活躍しています。

さらに、令和4年12月1日には、東北電力株式会社上越火力発電所1号機の営業運転が開始され、上越市内を始めとする東北電力管内へ電力を供給しています。

直江津港シンボルマーク

直江津港シンボルマーク(画像)

直江津港シンボルマークは、関川河口の荒川橋から海上の帆船を見たイメージを表しています。

沿革

  • 直江津港は日本海に面し、奈良時代から越後国府の要港として栄えていました。
  • 明治時代に入り、新潟、小木への定期航路や、神戸から小樽までの日本海定期航路の寄港地として賑わいました。また、直江津を起点とする信越線が長野方面へ開通したことから、中部地方に達する唯一のルートとなり、大正時代にかけて長野方面への物資の流通が盛んとなり、直江津港の背後地には工場の立地が進みました。
  • 昭和26年には港湾法に基づく重要港湾に指定され、昭和35年の河口分離により港勢は著しく活発になりました。
  • 大型公共埠頭の整備やLNG火力発電所の立地に対応するため、「直江津港港湾計画」を改訂し、平成16年に火力発電所用地埋立工事が竣工し、国内最大級のLNG火力発電所の建設が進められ、平成23年11月には新潟港と共に日本海側拠点港(LNG)に選定されました。
直江津港沿革年表
年代 記事
明治21年 信越線が長野方面に開通
明治25年 佐渡への定期航路が開かれる
明治26年 河口護岸工事(県費による初の工事)
大正2年4月 北陸本線の直江津~米原間が全線開通
大正9年5月 直江津港河口修築事務所(現直江津港湾事務所)が新設
昭和26年9月22日 港湾法に基づく重要港湾に指定
昭和35年 関川との河口分離完成
昭和52年4月 日本海側で新潟東港に次いで2番目の5万トン級岸壁完成
昭和63年6月 南埠頭旅客ターミナルビル完成
平成元年4月29日 佐渡航路にジェットフォイル就航(平成15年まで)
平成2年7月19日 北海道への定期フェリー就航(平成18年まで)
平成7年10月30日 釜山定期コンテナ航路開設
平成8年4月9日 九州への定期フェリー就航(平成18年まで)
平成8年12月31日 直江津港年間貨物取扱量が1,000万トンを達成。
平成10年3月27日 直江津港港湾計画の実施に伴い港湾区域を変更
平成10年11月10日 丹東・大連定期コンテナ航路開設
平成11年3月17日 直江津港荒浜埠頭の公有水面埋立免許を取得
平成11年10月1日 ガントリークレーン供用開始(令和2年まで)
平成16年11月16日 直江津港荒浜埠頭火力発電所用地竣工
平成19年5月9日 中部電力株式会社(当時)上越火力発電所起工
平成21年7月7日 国際石油開発帝石株式会社(当時)直江津LNG基地起工
平成23年10月8日 LNG第一船が直江津港に入港
平成23年11月11日 日本海側拠点港(LNG)に選定
平成24年7月1日 中部電力株式会社(当時)上越火力発電所営業運転開始
平成25年12月1日 国際石油開発帝石株式会社(当時)直江津LNG基地操業開始
平成27年4月21日 佐渡航路に高速カーフェリー「あかね」就航(令和2年まで)
平成28年7月12日 直江津港荒浜埠頭地区第3防波堤釣り場開放
平成31年3月12日 「釣り文化振興促進モデル港」に指定
令和元年5月20日 東北電力株式会社上越火力発電所起工
令和2年12月 ガントリークレーン2号機供用開始
令和3年4月29日 佐渡航路にジェットフォイル「ぎんが」就航(令和4年まで)
令和4年12月1日 東北電力株式会社上越火力発電所営業運転開始
令和5年4月29日 佐渡航路にカーフェリー「こがね丸」就航

港湾統計

コンテナ貨物量

令和3年(令和3年1月から12月まで)の直江津港の外貿コンテナ取扱量は総数で27,631TEU(前年比81.1%)、うち実入りコンテナは19,715TEU(前年比86.2%)でした。

直江津港の統計資料「コンテナ貨物関係」(新潟県直江津港湾事務所・外部リンク)<外部リンク>

新潟県内港(新潟港及び直江津港)のコンテナ貨物データ(新潟県港湾振興課・外部リンク)<外部リンク>

総貨物量

令和3年(令和3年1月から12月まで)の直江津港の総貨物量は6,868,813トン(前年比96.4%)、うち輸入貨物量は5,724,526トン(前年比97.6%)、輸出貨物量は236,243トン(前年比113.4%)でした。
輸出入貨物の主要品目は、輸入貨物では、LNG(5,151,325トン、前年比98.0%)、化学薬品(402,093トン、前年比96.6%)、輸出貨物では、金属くず(174,245トン、前年比131.8%)、化学薬品(47,999トン、前年比98.8%)です。

直江津港の統計資料「海上出入貨物関係」(新潟県直江津港湾事務所・外部リンク)<外部リンク>

新潟県内港港湾統計資料「港のすがた」(新潟県港湾整備課・外部リンク)<外部リンク>

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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