令和7年8月の相談受付は77件でした。
販売購入形態別では、通信販売が30件、店舗購入が15件、電話勧誘販売が10件などとなっています。
相談件数及び販売購入形態別件数 |
8月の件数 ( )は前年同月 |
令和7年度累計 ( )は前年度 |
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総相談件数 |
77件 ( 58件) |
501件 ( 376件) |
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販売購入形態別 |
店舗購入 |
15件 ( 11件) |
81件 ( 71件) |
訪問販売 |
4件 ( 3件) |
20件 ( 34件) |
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通信販売 |
30件 ( 20件) |
181件 ( 129件) |
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マルチ・マルチまがい取引 |
0件 ( 0件) |
1件 ( 0件) |
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電話勧誘販売 |
10件 ( 5件) |
78件 ( 24件) |
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ネガティブ・オプション |
0件 ( 0件) |
1件 ( 3件) |
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訪問購入 |
2件 ( 0件) |
8件 ( 9件) |
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その他無店舗販売 |
0件 ( 0件) |
2件 ( 2件) |
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分類不能 |
16件 ( 19件) |
129件 ( 104件) |
継続案件があるため前月までの件数の合計と累計は一致しません。
架空請求のハガキやメールに関する相談が16件、書類申請や代行などサービスに関する相談が7件、通信販売による化粧品に関する相談が6件などでした。
マッチングアプリで知り合った海外の人と交信をするようになった。しばらくして相手から「スマートフォンが壊れた。」と連絡があり、つながりを絶ちたくないと思い相手の言うままに私の携帯電話のIDを教えたり、高額送金すると私の銀行口座が凍結されてしまい困った。
参考:国民生活センター越境消費者センター「ロマンス詐欺に関する相談」(外部リンク)<外部リンク>
昼間、ひとりで留守番をしている母宛に高額な請求書が届いたことから母に確認すると、これまでに複数の訪問販売業者と寝具類の契約をしていることがわかった。直近の契約は、クーリング・オフしたが、その他の契約書にある寝具類の数や種類は、母の部屋にあるものと一致しないうえに、請求金額は母の年金で払えない。高齢者をたぶらかすような業者に憤りを感じるため請求に応じたくない。
参考:国民生活センター「布団の処分や点検を口実にした強引な訪問販売に注意」(外部リンク)<外部リンク>
SNSやネットの広告に「投資や暗号資産で儲かった」と見て、やってみたくなりサイトに接続した。業者から「AIが取り引きを行う」と言われ、システム料や投資金を送金し取り引きを開始した。自分のスマホで儲かっていることを確認できたため信用しさらに投資した。ところが、出金を申し出ると税金の支払いが必要と言われ、高額を請求されたので怪しい。これまでの出資金だけでも返金してほしい。
携帯電話料金等の請求書の内訳に利用した覚えのないものがあり、オンラインゲーム課金だとわかった。このゲームをしたことはあるが数年前のことで、最近はゲームをしていないためプラットフォーム業者に返金申請をしたが、不正利用を認めてもらえず困っている。
ネットで「賃貸住宅の居住年数が長期になると賃借人は退去費用を払わなくてよい。」との情報を見た。近く賃貸住宅を退去予定だが、修繕費を請求されても支払わなくてよいか。
参考:国土交通省「「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について」(外部リンク)<外部リンク>
ここに掲載する相談事例は、参考例として掲載するものです。
同じような商品・サービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や問題発生の時期などが異なれば解決内容も違ってきます。
独立行政法人国民生活センターは、令和5年4月に「消費者トラブルFAQ」サイトを開設しました。このサイトは、トラブルにあわれた消費者に対して、よくあるご質問(FAQ=frequently asked questions)形式で、トラブル解決を支援する情報を提供するとともに、相談窓口等を案内するものです。自己解決が期待できるトラブルを中心にFAQが掲載されていますので、問題解決のひとつの方法として、ぜひご活用ください。
参考:国民生活センター「消費者トラブルFAQ」(外部リンク)<外部リンク>
注)ご自身で解決が困難だと思われるトラブルについては、消費生活センターにお問い合わせください。
参考:
困ったことがあったら一人で悩まずに消費生活センターへ相談してください。