五智公園は、旧直江津市制施行10周年記念事業として、昭和44年(1969年)に開設された都市公園です。
面積は約28ヘクタールあり、自然環境が豊富で、四季折々の姿を見せる多様な動植物の中には、絶滅の恐れがある稀少植物や野鳥、昆虫などを観察することができます。
園内にある交通公園では、ゴーカートの運転ができるほか、さまざまな遊具遊びが楽しめます。
また、五智公園周辺には、居多神社、五智国分寺、本願寺国府別院など、歴史施設が多数存在し、それら歴史施設と日本海や頸城平野を眼下に一望できる山々からなる公園です。
無休
ただし、降雪期(12月から3月)は園路除雪は行っておりません。
上越市五智6丁目1569 地図を見る(Googleマップ・外部リンク)
025-543-5948(交通公園ゴーカート営業時間のみ)
91台(北口駐車場23台、南口駐車場68台)
入り口にある交通公園では、ゴーカートに乗りながら、楽しく交通ルールを学ぶことができます。
全長730mのゴーカートコースには、信号機や踏切、トンネルなどが設けられています。
こども(中学生以下)
大人(高校生以上)
一人乗り 1回(1周) | 料金 |
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こども | 110円 |
大人 | 210円 |
二人乗り 1回(1周) | 料金 |
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こども・こども | 210円 |
こども・大人 | 310円 |
大人・大人 | 410円 |
4月1日から11月30日の土曜日、日曜日、祝日
7月25日から8月25日は月曜日を除く毎日営業しています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、利用の際は以下の点にご協力をお願いします。
午前9時から午後5時
交通公園では、複合遊具やブランコ、シーソーなどの遊具遊びを楽しむことができます。
令和元年11月、遊具と東屋をリニューアルしました。
交通公園内では、昭和13年に製造されたD51型式機関車を保存展示しています。
製造後、関東地区に配置された後、昭和33年に新潟局に転属され、直江津・酒田間を運行していました。
昭和47年に廃車となった後も、市民の保存を望む声が多く、現在に至っています。
乗ったり、触ったりすることはできませんが、間近で見ていただくことができます。
五智公園には約700本の八重桜があり、4月下旬から5月上旬頃、見ごろを迎え、ゴールデンウィーク頃には花見に訪れる人たちで賑わいます。中央の園路約850メートルは八重桜ロードと呼ばれており、人気のスポットとして知られています。
五智公園の開園に合わせて、上越市のもうひとつの総合公園である高田城址公園のソメイヨシノと時期をずらして桜が楽しめるようにと、八重桜が植えられています。
五智公園は、日本海に近接する里山を利用した公園であり、起伏に富んだ地形、雑木林や赤松林、湿地など多様な自然環境を有することから、希少な動植物や野鳥、昆虫類が生息しています。
これらの動植物の生息、育成する自然環境を保全していくため、五智公園の大部分を自然環境保全地域に指定しています。
五智公園自然環境保全地域についてはこちらをご覧ください。
五智公園では、季節を彩る植物、豊かな自然が観察できます。公園内に見られる植物の一部を紹介します。
写真 | 名前 | 場所 | 見頃 |
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オウレン | 散策路 | 早春 | |
ミズバショウ | 湿地 | 春 | |
ユキグニツバキ | 散策路 | 春 | |
カキツバタ | 湿地 | 初夏 | |
ササユリ | 散策路 | 初夏 | |
オオニガナ | 湿地 | 秋 | |
アオハダ | 散策路 | 秋 |
平成30年3月、後山の頂上に展望台をリニューアルしました。
展望台からは、日本海や頸城平野を一望できます。
また、季節や時間によって表情を変える美しい眺望を楽しむことができます。