新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため予定していた講習会は延期しました。
10月12日の第5回活動は、台風接近による荒天が予報されていたことから中止となりましたが、第6回活動日は爽やかな秋晴れとなり、園内の落ち葉集めや腐葉土づくりを行いました。
参加メンバーにより公園内の桜の落ち葉を集めました。
落ち葉は木枠に集めて、水と発酵促進剤を加え、踏み固めます。
形を整え、木枠を外して、マルチをかぶせた落ち葉たちは、ゆっくりと時間をかけて熟成させていきます。
今回の活動では3つの山をつくることができました。
作業後には園内を散策し、桜の現状や市の長寿命化の取組みを見学しました。
今年の屋外活動はこれで終了しました。次回は講習会を予定しています。
台風19号の接近に伴い、予定していた桜の落ち葉を使った堆肥づくりは中止しました。
他地域の桜の名所における取組みを参考にし、今後の活動に活かしていくため、長野県須坂市の視察を行いました。
臥竜公園管理事務所、臥竜公園桜守りの会の皆さんから臥竜公園の桜の現状や取組みなどについて説明を伺いました。
豊丘地域公民館において延命地蔵堂のアズマヒガンを見学しました。
千曲川河川公園の桜堤を散策しました。
次回は高田公園で落ち葉集め、堆肥づくりを予定しています。
前回と同じく、土壌改良と堆肥の天地返し作業を行いました。
当日、朝は雨が降りましたが、作業開始時には上がって、21名のメンバー参加のもと作業を行いました。
作業の前に、桜守による土壌改良作業紹介。
根の周りに管を入れ、地中で圧力をかけた水の力で土を柔らかくする作業です。
水の力で土をほぐすため、桜の根を傷つけません。
しかし、公園の土壌は非常に固いため、深くまで突き刺すことが困難です。
このため、スコップを使った地道な土壌改良も続けて、土壌環境をよりよくしていかなければなりません。
作業をはじめ、掘り進めると、浅いところから砂利が敷き詰められているところを発見。
これでは、根を深く、強く張ることができません。
掘った溝穴の中から出てきた大きな石も取り除き、腐葉土を混ぜ合わせて埋戻しました。
今回の作業では、6本の桜の土壌改良、地中の石の除去を行うことができました。
8月は暑くなるため、活動はお休みです。
9月以降に、他地域への視察や落ち葉集めなどの作業を再開します。
昨年度、樹木医と一緒に行った樹勢診断をプロジェクトメンバーで実践しました。
葉の大きさや色の濃さ、密度など、葉の勢いのあるこの時期に実施しました。
続いて、桜守による作業について、実演を交え、メンバーに紹介しました。
写真は、オーガを使った壺穴の土壌改良作業の一部です。
高田公園は土壌が固く、桜守による機械作業も非常に時間を要しています。
プロジェクトの土壌改良作業は、桜守の機械作業と異なり、スコップで桜の枝先あたりを目安として、放射状に溝を掘ります。下写真は、堀った穴から出る大きな石を除去している様子です。
掘った溝穴には、腐葉土を混ぜ返して埋め戻します。土壌を柔らかくし、根の伸長を促進することがねらいです。
4本の桜の土壌改良が終わった後は、堆肥の天地返しを行いました。
水と発酵促進剤を混ぜて、天地を返し、再び養生しました。
次回も土壌改良作業を予定しています。
平成30年度、高田公園桜長寿命化計画の第一期計画について、見直し、検証を行い、第二期計画を策定しました。
今年度の活動開始にあたり、第二期計画について、その概要を説明しました。
高田公園桜長寿命化計画はこちら
この時期、桜は花を咲かせて疲労している状態。また、これから来年の花のために力を蓄えていく非常に大切な時期。
「綺麗な桜をありがとう。」参加者一同、感謝の気持ちで肥料の施用を行いました。
暑い中、参加いただいたメンバーの皆さん、ありがとうございました。
次回は、土壌改良作業を予定しています。
桜プロジェクトJの活動による効果の目安のひとつとして、高田公園内の桜について、花芽一つあたりにいくつの花が咲くのか調べてみようと実施しました。
前日4月2日に開花となりましたが、当日は寒の戻りで桜も花冷えの模様。
屋外活動には好条件とは言えませんでしたが、24名のメンバーが参加し、3本の桜を調査しました。
調査に先立ち、新潟県樹木医ネットワーク所属の樹木医から桜の枝の伸長や、花の特徴などを教わりながら、花数調査について説明を伺いました。
桜は一つの花芽に複数の花を咲かせます。
一般的には、6個以上で旺盛、4、5個で健康、3個以下は衰弱気味と言われています。
3班に分かれて順に3本のソメイヨシノの花数を調べました。
なお、今回の調査は専門家監修のもと実施しています。枝を引っ張りすぎては折ってしまう場合があります。
公園の桜を間近に観察してたり、数を数えてみたい方は、是非桜プロジェクトJに参加してください。
調査結果は4未満。
初めての調査のため、これまでとの比較はできませんが、昨年の猛暑の影響ちょっとお疲れの様子かもしれません。
来年はもっと元気に花がたくさん咲くように、本プロジェクトで維持管理の活動に力を入れていこうと決意を新たにしました。
桜プロジェクトJ 事務局(上越市都市整備課公園管理係)
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新潟県上越市木田1丁目1番3号
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ファックス:025-526-6112
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