奈良時代の和銅5年(712年)に泰澄大師(たいちょうだいし)により開山された標高993メートルの独立峰で、日本三百名山の一つに選ばれているほか、山頂の米山薬師は日本三薬師の一つとされています。
米山という名前は、泰澄大師の弟子・沙弥が海を渡る強欲な船主から米俵を五輪山(現在の米山)に向けて飛ばしたという伝説に由来しています。
古くから豊作や雨乞い、守護、海上安全の信仰対象となっており、また海上交通の目印とされてきました。
地元山岳会等が登山道の整備や山小屋の清掃などを行っており、山開き(5月下旬)も行われ多くの人々が登山を楽しんでいます。
地元小中学校の校歌にも歌われるなど、地域のシンボルとしても長年愛されています。
上越市柿崎区荻谷地内(市道川田荻ノ谷線沿い) 地図を見る(Googleマップ・外部リンク)<外部リンク>
山単独でも美しい山容を見ることができますが、田園風景や朝日池、雪景色などと合わせた景観も楽しむことができます。
秋の米山
冬の米山