牧区棚広新田集落は、上越市の東部に位置し、旧安塚町と隣接しています。標高400メートルの高地にあり、市内でも有数の豪雪地です。
先人の苦労の上に造られた全長7キロメートルの用水路を流れる、深山(関田山脈)の清水で育てられた米は、絶品の味わいを誇る、集落自慢の一品です。
棚田は、法面が広く、農作業の苦労が絶えませんが、澄んだ空気の先に見える妙高山や深山を眺めれば清々しさを感じます。
棚広新田の各所に特大の額縁を設置し、そこから雄大な景色を眺めて楽しめる「棚広新田魅力発見スタンプラリー」を9月と11月の2回開催しました。参加した方は各ポイントを回りながら、それぞれの景色を楽しまれていたほか、スタート地点に設けられたお茶飲み場で集落の皆さんとのおしゃべりに花を咲かせ、地域内外の交流を深めました。