(注)本展覧会は終了しました
明治44年(1911年)1月12日、日本で初めての本格的なスキー指導が陸軍第13師団歩兵第58連隊(現在の上越市立城西中学校)で行われました。スキー指導を行ったのはオーストリア・ハンガリー帝国のテオドール・エドラー・フォン・レルヒ少佐でした。
現在、1月12日は日本スキーのはじまりの日として「スキーの日」と呼ばれ、上越市は日本スキー発祥の地として広く知られています。レルヒが伝えたスキーは、瞬く間に「高田」から全国各地へ広がっていきます。スキー指導、スキー講習会、スキー大会、スキー倶楽部、スキー用具の製作、スキー菓子やスキー民謡など、そのすべてのはじまりは上越でした。
日本スキー発祥110年の節目を迎えた令和3年、上越市が所蔵する「日本スキー関係資料」(有形文化財[歴史資料]、297点)と「一本杖スキー術」(民俗文化財[無形])が上越市文化財に指定されました。
本展では、上越市文化財「日本スキー関係資料」を中心に、日本スキーのはじまりからスキーの産業化・スキーの全国的な普及という、黎明期の日本スキー界をけん引した上越の役割を紹介します。
企画展「日本スキーの黎明」チラシ [PDFファイル/4.92MB]
令和4年9月17日(土曜日)から12月4日(日曜日)まで
11月まで:午前9時から午後5時
12月から:午前10時から午後4時
(注)入館券の販売は閉館時間の30分前まで
月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(ただし、9月24日(土曜日)は開館)
(注)新型コロナウイルス感染症の状況により、臨時休館となる場合があります。
区分 | 個人 | 団体 |
---|---|---|
一般 | 510円 | 410円 |
小学生・中学生・高校生 | 260円 | 210円 |
企画展担当学芸員による展示解説会を行います。
会場は歴史博物館展示室内、参加費は無料(要入館料)、事前申し込みは不要です。
・日時:令和4年10月8日(土曜日)、11月20日(日曜日) 午前11時から正午まで
・日時:令和4年11月19日(土曜日) 午前11時から正午まで
上越市文化財「日本スキー関係資料」の内容・価値を解説する資料目録「日本スキーの黎明」を刊行しました。
メール注文も受け付けております。詳しくは、図録ほか販売ページをご覧ください。