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はじめに、こんごうの表紙の写真は、えっさまぐろ祭のまぐろ解体ショーの写真です。
次に、特集「上越市議会の新体制」
5月19日に本会議を開催し、正副議長の選出をはじめとする議会人事を決定しました。新しい議長はえぐちしゅういち、副議長はこばやしかずたかです。
次に常任委員会の委員構成を紹介します。
総務常任委員会に、さくらばせつこ委員長、はしづめのりかず副委員長、いざきひろゆき委員、やまもとよしひろ委員、たきざわよういち委員、やすだかよ委員、こばやしかずたか委員、わたなべたかし委員です。
厚生常任委員会に、ストラットンえみこ委員長、なかどいかおる副委員長、ひらはらるみ委員、にしざわともこ委員、たかはしこうすけ委員、ひららぎてつや委員、たきざわいっせい委員、えぐちしゅういち委員です。
農政建設常任委員会に、はしもとよういち委員長、くさまかずゆき副委員長、まきいくにお委員、みやざきともこ委員、やまだただはる委員、いいづかよしたか委員、こんどうしょうじ委員、ほんじょうふみお委員です。
文教経済常任委員会に、たかやまゆうこ委員長、うえのこうえつ副委員長、わたなべのぞみ委員、くまくらたかゆき委員、ふりはただいち委員、おおしまみか委員、せきがわのぶゆき委員、みやがわだいき委員です。
以上で終わります。
次に、令和8年6月会議のポイントをご紹介します。
6月会議は、6月10日から6月24日までの会議期間で、令和8年度補正予算などについて審議しました。注目すべき2つの総括・委員会質疑をご紹介します。
ポイント1 旧安塚中学校の不用品対応
民間事業者による利活用が予定されている旧安塚中学校における、備品の運搬及び不用品の廃棄に係る経費を増額する補正予算案が提案されました。
問・処分費の抑制やごみの減量の観点から市民への譲渡を検討したか。
答・ほかの学校や行政利用としてのニーズがないかを確認した後、ニーズがないものは地元住民への譲渡に向けた内覧会を予定している。
ポイント2 「風、薫る」を契機とした当市への誘客
連続テレビ小説「風、薫る」において、ロケ地として当市で撮影が行われたことを契機に、視聴者を当市に誘客するための経費を増額する補正予算案が提案されました。
問・連続テレビ小説「風、薫る」を契機とした誘客に向けたウェブページの作成や番組展において、どのような仕掛けを考えているか。
答・ウェブページでは視聴者がドラマをきっかけに高田を調べる際の入り口となるような工夫をしたい。ヒロインのおおぜきちかの功績などをストーリーを交えて紹介するとともに、ゆかりの地や高田の歴史を踏まえた観光モデルコースを提示して誘客を図りたい。また、番組展ではスタンプラリーにより周遊を促す仕掛けを考えている。
以上で終わります。
次に、6月会議の審議結果をお伝えします。
6月会議に提案された全議案について、全会一致で可決されました。
以上で終わります。
次に、一般質問についてお伝えします。
一般質問とは、議員が市政全般にわたって、市長や教育長等に方針・意見・事実の説明・報告などを求めるものです。今会議では、24人が登壇し、論戦を繰り広げました。その中から一部抜粋して掲載します。
地域とつながる時代へ関係人口の創出に向けて
問・「ふるさと住民登録制度」の認識はどうか。関係人口創出のために活用する考えはないか。
答・関係人口を可視化し、地域との継続的なつながりを促進する新たな仕組みになると認識し
ており、制度活用に向けた検討を進めている。
問・関係人口創出や災害リスク分散のため、二地域居住として空き家利活用を進めてはどうか。
答・関係団体や事業者と連携し、ニーズに応えられるよう空き家情報の発信に努める。
問・将来的なUターンや地域とのつながり維持のため、同窓会補助金制度を創設できないか。
答・制度の創設は考えていないが、Jネットなど、ふるさと会との交流事業の一層の充実や、ふるさと住民登録制度の活用を研究していく。
次に、給水機の設置でマイボトルの推進を
問・環境負荷軽減や熱中症対策につながる給水スポットの設置を進める考えはないか。
答・市が設置している給水スポットの周知とともに、公共施設への設置拡大を検討し、民間事業者への協力も呼びかけていきたい。
問・ボトル専用給水機の拡充を検討できないか。
答・利用実績の検証、運用や経営上の課題も含めて設置の可能性について検討していく。
農地渇水対策本部非常時には早期設置を
問・農地渇水対策本部は、非常時には早期に設置すべきと考えるが、設置の基準はどうか。
答・対策本部は「干天日が15日以上続き、その後もまとまった降雨が見込まれない場合」などに設置すると定めている。なお、干天日が連続10日でその後の降雨も見込まれない場合、関係機関等との会議開催や支援策の実施に向けた警戒体制に移行することにしている。
問・異常気象が常態化する中、一番水を必要とする7月下旬からの出穂期の対応はどうか。
答・安心して営農できる持続的な渇水対策を行うとともに、用水のパイプライン化や給水設備の自動化など中長期的な渇水対策も進めていく。
次に、鳥獣被害対応に係る職員の勤務体制は
問・職員の勤務体制はどうか。
答・市内を4つのエリアに分けた新たな当番体制を導入し、職員の負担軽減と迅速な対応の両立を図る。
次に、ふるさと納税の戦略的推進を
問・ふるさと納税の戦略をどう描いているか。
答・米のほかにカニや日本酒、メイド・イン上越認証製品、体験型など返礼品の充実を図り、令和8年度は寄附額15億円を目標に取り組む。
ひきこもり状態の人と家族の支援を早急に!
問・全国調査では50人に1人が、ひきこもり状態と発表された。当市のひきこもり相談窓口の周知を図り、支援が必要な方を早期に支援につなげる取組が必要ではないか。
答・地域包括支援センターが高齢者、障害のある人、生活困窮者、ひきこもりの人への支援をワンストップで行っている。また、市には福祉に関する総合的な相談支援を行う「すこやかなくらし支援室」があるので、様々な機会を捉えて地域との連携を図り、早期把握に努めている。
問・国のひきこもり支援には、「居場所づくり」がある。当市でも当事者の人からの要望がある。市長公約の「多世代交流プレイス」でも、ひきこもりの人が参加する取組を行ってはどうか。
答・「多世代交流プレイス」を共生型の居場所として、ひきこもりの人が参加する場にもできるのではないかと考える。
次に、民生委員さんの担い手が不足しています!
問・民生委員は地域を支えるゲートキーパーである。地域で必要とされる方が増えている中、欠員地区が増加しているが、対策はないか。
答・地域福祉を推進するにあたり活動しやすい環境整備に努めていく。市からは3つの業務について資料配布や申請支援などをお願いしているが、負担の平準化など工夫していきたい。
人口減少下の豊かさと地域経済の活性化
問・人口減少下で市民の豊かさを維持するため、一人当たりの市内総生産を指標に掲げ、定量的な経済目標を体系化すべきではないか。
答・製品出荷額や平均給与額など、市内の実態を的確に示す具体的な数値に着目しながら市政運営に取り組む。
問・製造業の強みや直江津港のエネルギー・物流拠点としての優位性を、将来の産業振興や港の利用促進にどのように繋げていくか。
答・工業用地の確保や既存企業の事業拡大を支援する。それに加え、港は脱炭素化等の物流環境の変化に対応したポートセールスを展開し、取扱貨物量の拡大を図る。
次に、国立大学附属小の児童にも給食費の支援を
問・給食費無償化の対象外となっている国立大学附属小の児童について、公平性の観点から保護者への直接給付等の支援を検討すべきではないか。
答・対象とならない保護者がいることは制度上の課題と認識している。全国市長会等を通じて、附属小中学校も支援対象とするよう国に強く訴えていく。
今夏の渇水に備えた水道水確保施策は
問・渇水は農業へのダメージ、産業活動の停滞、環境や市民生活など影響が広範囲に及ぶ。今夏の渇水に備えた水道水の確保施策はどうか。
答・令和7年夏の渇水は、4月の県営発電所の水圧管破断事故に加え、7月の記録的な少雨が重なるという極めて特異な状況下で発生した。令和8年については、昨年12 月にダムからの仮設管が完成し、浄水場への原水供給は安定的に確保されているほか、地下水を水源とする和田浄水場も稼働を開始しており、昨年のような渇水に至る可能性は低いものと認識している。
次に、物価高騰対策のクーポン券、市民の反応は
問・クーポン券については、上越市民は1人3000円だが、近接自治体では1人1万円のところもあるなど金額に差があるが、市民の反応はどうか。期待した効果はあったか。
答・他自治体との支援策の違いについての意見も聞いているが、市としては生活者及び事業者への支援を総合的に行うことを基本とし、その中でも所得の少ない世帯や子育て世帯への支援に重点を置きつつ、広く市民の家計負担軽減と市内消費の下支えの相乗効果を目的として実施したところである。引き続き、利用の周知と適切な事務運用を図り、効果の向上に取り組んでいく。
交通弱者対策の拡充を
問・高齢等の理由で免許を返納する市民が増え、交通弱者の増加は大きな課題となっているが、市内の過去3年間の免許返納者数を聞きたい。
答・新潟県警察の集計によると、令和5年は409人、令和6年は505人、令和7年は488人であり、このうち65歳以上の高齢者が占める割合は、いずれの年も97%を超えている。
問・市役所の窓口で書類を申請後、後日受領しなければならない証明書等がある場合、すべて郵送で対応できないか。
答・多くの申請や証明書の交付が郵送対応可能となっているが、申し出にくい方もいることが想定されるため、窓口対応や電話相談の際に職員が丁寧に伺い、郵送対応の選択肢を適切に案内するなど、きめ細やかな対応に努めていく。
問・中山間地域においては急激な過疎化が進んでいる。多くの場合、こうした地域の住民は交通弱者であり、選挙の投票にも困っている人が多いと推察される。多数の投票所設置は立会人や事務従事職員の配置などの経費がかかることから、移動式投票所を設置してはどうか。
答・牧区で移動式の期日前投票所を当市で初めて開設したが、「簡単に投票できた」等の声をいただき、想定した効果をほぼ達することができた。今後も市全体として効率的な投票環境を提供できるよう対処していく。
切れ目ない雨水排水対策を望む
問・令和7年9月の集中豪雨では、天王川の越水で直江津駅前通りや西本町の一部が浸水被害を受けた。五智北排水区に計画する「毘沙門公園」地下の雨水貯留施設整備を急ぐべきではないか。また、高田地区中央橋下流の本城町排水区及び鴨島第一排水区の整備進みぐあいはどうか。
答・五智北排水区の施設整備は五智一丁目の雨水処理はもとより、天王川への負担軽減にも役立てると認識している。直江津市街地の浸水対策の観点からも重要であり、早期着工に向けて取組む。本城町排水区の排水ポンプ整備の進捗率は59%で、令和11年度の完成を目標としている。鴨島第一排水区は令和8年度末に完成予定である。
次に、野球場候補地「上越総合運動公園」の展望は
問・令和2年に実施した調査結果を聞きたい。
答・一部区域で排水機能の課題はあるが、野球場、サブグラウンド、駐車場などの配置は可能との結論が出ている。
問・各種競技団体からの施設整備要望について、整備の方向性はどうか。
答・令和13年度からの次期財政計画も視野に入れ、早期実現に向けて関係部局と検討を進める。
修学旅行の安全確保と本質的な平和学習を!
問・京都府の私立高校の沖縄への修学旅行において事故が発生し、高校生の命が失われたが、当市の学校における校外活動の実施にあたり、安全確保は万全か。また、児童生徒や保護者への事前説明はどのように徹底されているか。
答・修学旅行実施計画の作成時に、旅行業者と打合せを綿密に行い、緊急時連絡先や食物アレルギー対応、事故防止や事故発生時の対策を講じている。また、訪問先施設の選定に当たっては、安全管理体制や保険加入状況などを確認し、保護者とも協議して決定している。事前学習を通じて児童生徒に修学旅行の目的や内容を説明するとともに、保護者に向けて事前説明会を開催し、活動内容、安全対策等を説明している。
問・当市の平和学習の内容に偏りがなく、学校教育としてふさわしいものであるかを、どのように判断しているか。
答・学習指導要領に基づいた適切な内容として教育課程に位置付けられるよう、機会をとらえて校長や教頭に指導を行うとともに、学校訪問などで教育課程を把握し、内容を確認している。
問・平和を守る思いを育むためには、我が国の誇り高い歴史を学び、国體について理解し、先人に感謝する本質的な平和学習が必要だが、靖國神社や護國神社訪問を検討する考えはないか。
答・訪問先は各校が主体的に選定すべきである。
「親なき後」を見据えた支援体制は
問・障害のある人を支える保護者が高齢化する中、保護者が亡くなった後や介護が困難になった後の生活を市としてどのように支えているか。
答・相談支援専門員を中心に、保護者が元気なうちから障害福祉サービスの活用を進めているほか、将来を見据え、住まいの確保や金銭管理、成年後見制度の活用にもつなげている。
問・どのような課題があると認識しているか。
答・サービスを利用せず、保護者の支援のみで生活されている方への対応が課題である。地域包括支援センターにおいてワンストップで受け付ける相談支援体制を構築しているので、体制の周知を図り、支援が必要な方を早期に相談支援につなげられるよう取り組んでいく。
次に、公営住宅の冬季間における駐車場管理は
問・入居者負担による除排雪体制の維持が課題となることが心配されるが、除排雪しやすい環境づくりについてどのように考えているか。
答・入居者間での協議の場づくりを支援するなど、費用負担の軽減や除排雪しやすい環境づくりに努めていく。
問・介護サービス車両や訪問看護車両の駐車スペース確保への対応はどうか。
答・介護事業所等への駐車スペースの情報提供を行っていく。
上越医療圏の再編とセンター病院改築は
問・急性期医療を担う県立中央病院と上越総合病院の一体的運営について、県立県営で維持してほしいとの声があるが、どう考えているか。
答・こうした声を真摯に受け止め、丁寧かつ着実に取組を進めることが重要と考えており、引き続き関係機関等と連携を図っていく。
問・上越医療圏の中期再編では、センター病院の病床数を150床に縮小することが検討されているが、どのように対応していくのか。
答・南病棟も活用して支障のないようにしたい。
問・センター病院の早期改築の考えはどうか。
答・工法などについて事業者50社にアンケートを実施している。財源については、国に病院事業債の特例措置延長などの要望を行っていく。
次に、高田城址公園整備と桝形門復元は
問・短期整備計画の前期計画にある園路舗装などが遅れているが、後期計画への影響はどうか。
答・極楽橋の老朽化が進んでいるため、今後予定している工事も含め、財源や優先度等を踏まえながら、整備スケジュールを見直したい。
問・ますがたもん再現可能性調査の結果はどうか。
答・一定の条件を満たせば再現の可能性はあるものの、事業費は約33億円、期間は12年必要とされ、誘客効果が不透明で財源の目途も立っていないなど、再現の見通しは定まっていない。
防犯灯の維持管理市への移管の検討を
問・町内会の負担が大きい防犯灯の維持管理を、市が担う方向で検討する考えはないか。
答・行政としてどのような支援が適切であるかなどの検討を進めているところであり、一定の方向性を示せる段階で改めて説明したい。
次に、除排雪要望のライン受付導入を
問・除排雪要望をLINEで受け付ける仕組みを導入する考えはないか。
答・道路損傷の通報システムを活用した運用に向け、個人情報の取扱い等の課題や対象とする要望事項の整理など、他の自治体の運用事例を参考に、導入に向けた検討を行っている。
次に、小中学校への冷凍庫設置を
問・児童生徒の登下校や生徒の部活動での熱中症対策として、冷却グッズを冷やすための冷凍庫を学校に整備する考えはないか。
答・現時点で様々な熱中症対策を講じており、学校への冷凍庫の設置を直ちに進める予定はないが、既に他の自治体での導入事例もあることから、導入の経過や運用上の課題などについて、情報収集に取り組みたい。
市立保育園へのおむつサブスク導入を
問・子育て世代の負担軽減や保育士の業務効率化のため、定額でおむつが提供されるサブスクリプション制度を保育園に導入してはどうか。また、災害時に在庫を無償提供するような防災協定の締結を検討してはどうか。
答・おむつのサブスクは負担軽減につながる反面、保護者が利用したいおむつとの不一致や小規模園への参入の難しさといった課題もある。他市の事例を参考に保護者のニーズや保育現場の意見を把握し、課題がクリアできれば実証実験に向けて検討を行う。また、防災協定の締結も含めたサービス導入についても検討を進める。
次に、プール授業の将来像は
問・教員の管理負担、施設の老朽化による多額の修繕費などを踏まえ、業務量管理・健康確保措置実施計画における今後のプール授業の方向性を聞きたい。
答・計画ではプールなどの施設管理は「教師以外が積極的に参画すべき業務」に分類している。プールがない、または老朽化している学校は、市営プールなどの外部施設を活用している。教職員の負担軽減と教育の質を担保するため、他校のプールや市営施設の活用に加え、民間のスイミングスクールの活用や外部指導者の導入についても研究する。
終活相談しやすい環境整備を
問・終活に関する様々な悩みについて、市民が分かりやすく相談できるよう、ワンストップ総合相談窓口を導入すべきではないか。
答・市では地域包括支援センターで相談を受けているが、より多くの市民に知ってもらえるよう、窓口としての認知度を高める取組を行うことにしている。広報上越や市ホームページによる周知を継続するとともに、75歳以上を対象とした「健康とくらしの調査」の結果を活用し、早期把握や個別訪問に努めるほか、普及が十分とは言えないエンディングノートについては、令和9年度に市独自で作成し、普及を推進する。
問・墓じまいの相談が増える中、手順や注意点をまとめたガイドブックを作成してはどうか。また、墓じまいにおける公的な受け皿となるよう、大潟、柿崎、中郷、釜塚の市営霊園に樹木葬や合葬墓を設けるべきではないか。
答・墓じまいなどの改葬件数は増加傾向にあり、当市でも相談が寄せられている。窓口での丁寧な説明に加え、市ホームページで改葬の手続きや流れを掲載中であり、今後も改善を図っていく。現時点でガイドブックの作成や市営霊園の樹木葬・合葬墓の設置は検討していないが、終活相談とあわせて、今後も市民が不安なく進められるよう丁寧に対応していく。
歴史的風致を活かしたまちづくりに向けて
問・国土交通省、文部科学省、農林水産省の三省が共管する「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」において、歴史的風致は「地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」と定義されている。城下町高田の歴史的風致をどのように評価しているか。
答・高田は、日本一の長さを誇るがんぎや寺町など、城下町としての町割りや文化が時代の変遷を経てもその姿を大きく変えることなく、多くの文化財が地域の中で大切に継承され、歴史・文化を活かした市民活動が息づいている。城下町高田の歴史的風致は大変貴重であり評価されるべき地域であると認識している。
問・同法に基づき、自治体が「歴史的風致維持向上計画」を策定し国の認定を受けると、財政的支援を始めとする歴史まちづくりへの様々な支援を受けることができる。本年の法改正により、県指定文化財である高田城址も計画策定の核とすることが可能となった。計画の認定に向け、調査・検討を進めるべきと考えるがどうか。
答・歴史的風致の活用によるまちづくりの意義は理解するが、計画策定については慎重に見極めていかなければならない。
新野球場の建設と100キロメートルマラソン存続を
問・野球協会からの新野球場建設要望に対し、「他のスポーツ団体からの要望を含めて検討していく」としたが、取り扱いはどうなるのか。
答・令和8年8月末を目途に、施設整備の優先度判断基準をまとめたい。
問・えちご・くびき野100キロメートルマラソンを継続する考えはないか。
答・終了を決定した実行委員会の判断を尊重し、一区切りとしたい。
問・他自治体では一時中止とした大会が再開した事例がある。本大会も再開する考えはないか。
答・民間の中でボランティア、あるいはやってみたいとの声があれば、市でもサポートできる。
次に、市長公約のトイレ整備の状況は
問・令和7年12月定例会で優先順位を定めてトイレ整備を進めるとしたが、現状はどうか。
答・現時点では年次計画を示す段階にないが、第3次財政計画との整合を図りながら着実に整備を進める。
次に、若年女性の転出に係る人口減少対策は
問・若年女性の転出割合が高いが、対応策はどうか。
答・複合的な原因が絡み合っているが、今後も選ばれるまちづくりを総合的に進めていく。
ナフサ不足で切羽詰まった業者に支援を
問・中東情勢の緊迫化が全産業の経営に深刻な影響を及ぼしている。特に建設関連事業者はナフサ由来の資材の不足や異常な値上がりによって「仕事があっても仕事ができない」等、切羽詰まった状況に追い込まれている。原料メーカーによると、溶剤系塗料が約3割、シンナーに至っては75%もの大幅な値上げとなっている。信用調査機関は、新たなオイルショック倒産が発生する可能性が十分にあると指摘し、特に塗装業は危機的な状況になると警告している。市は国の補正、市の基金などを活用して真水給付を含めてあらゆる支援策を行うべきではないか。
答・中東情勢の悪化に伴い、事業者を取り巻く環境は一層厳しさを増している。商工会議所などから聞き取りを行うなど、実態把握に努めており、現時点で資材調達が直ちに困難という状況にはないと認識しているが、先行きの事業運営を心配する声が多く寄せられている。この状況が市内経済全体に波及し、経営基盤の脆弱な小規模事業者等に大きな影響を及ぼすおそれがあるため、きめ細やかな実態把握に努めていく。
次に、地域独自予算事業の新たな制度検討状況は
問・新たな制度の検討状況はどうか。
答・補助率や提案期限のほか、地域活動の継続性にも配慮して制度設計を進めていく。
新型コロナワクチン接種後の健康被害状況は
問・副反応疑いの報告件数と、予防接種健康被害救済制度の申請状況はどうか。
答・副反応疑いの報告は30件、救済制度の申請は21件である。
問・市のホームページ等で救済制度の申請の流れなどについて、より分かりやすく丁寧に発信してはどうか。
答・内容の充実に取り組みたい。
次に、トイレネーミングライツでコスト削減を
問・ネーミングライツの導入について、調査・研究する考えはないか。
答・サウンディング型市場調査を実施し、需要が見込める場合は導入を検討する。
「上越総合運動公園」野球場の建設は?
問・運動公園は上越インターや高規格道路に近く利便性が高いが、どのような位置付けか。
答・都市公園であり、スポーツや交流の場としてまちづくりの重要な役割を担う場所と考える。
問・20年に渡る未利用地の管理状況はどうか。
答・年500万円で草刈り等の管理をしている。
問・20年間で1億円の管理費が掛かっている。施設の建設開始まで、花畑やドッグラン、グラウンドゴルフ場などで短期的に活用できないか。
答・検討したいが、本来用途で早く使いたい。
問・スポーツ競技を通じた交流人口の増加が期待できる。野球場や防災機能を含めた多目的な
スポーツ施設の早期着工を願う。
次に、「起立性調節障害」を知ってほしい!
問・この障害は思春期に多く見られ、朝起きられない等、自律神経の機能不全疾患から「怠けている・甘えている」等と誤解されやすく、孤立し不登校にも繋がる。当市の実態と認識、周知・啓発はどうか。
答・この障害がある児童生徒の在籍は承知しているが、学校での調査はしていない。学校内での配慮はもちろん、今後は市のHPに項目を作り掲載し、市民に対して広く周知・啓発していく。
県立柿崎病院の無床診療化には反対表明を
問・県病院局が県立柿崎病院の将来の方向性として「無床診療所化も選択肢の一つ」としている。命と健康を守る砦が無くなるため、上越市北部に住む市民にとっては許しがたい問題である。これについてきっぱりと反対を表明する考えはないか。
答・病床規模の一定の見直しはやむを得ないが、地域住民や医療従事者への丁寧な説明と情報提供を行い、理解を得ながら進めるよう働きかけていく。
次に、市民による消火栓使用の検討状況は
問・令和7年12月定例会において、地域協議会等と協議し、市民による消火栓使用の必要性を検討するとのことだったが、検討結果はどうか。
答・市民が消火栓を使った消火活動を規制する法令などはない。市民の「自らの地域は自らの手で守りたい」との強い思いに報いるために、安全対策を講じた上で市民の消火栓使用について検討を進めている。
これからの春日山観光
問・令和7年7月に策定された「春日山地域観光コンテンツ計画」「春日山地域回遊観光計画」「春日山地域における既存施設の活用構想」に基づく、今後の春日山地域の観光施策について聞きたい。
答・3つの計画等に基づき、令和7年度にはサイン整備、令和8年度はトイレ改修を進めている。今後の春日山地域の観光に係る事業展開については、令和12年の上杉謙信公生誕500年という大きな節目を控える中で、引き続きハード、ソフトの施策を一体的かつ計画的に推進していくことが必要であると考えており、3つの計画等で定めた指針を活用しながら、観光客の受け入れ環境の整備を始め、誘客に役立てる取組の具体化を図っていく。
問・分かり易くスケジュール化して、市民に示す考えはないか。
答・第7次総合計画後期基本計画の策定及び第3次財政計画の改定における通年観光計画の整理がつけば、ロードマップ的なものを作り、市民に示して、生誕500年に向けた進め方を説明できるようにしたい。時期的には年度末か新年度早々と考えているが、明確に言える段階ではない。
スマイルミーティング若い世代の対話を
問・中学生や高校生を対象とした対話集会を開催する考えはないか。
答・多様な世代に寄り添いながら、まちづくりを進めたいと考えており、中学生や高校生を対象として、地域の魅力や課題など若者世代ならではの意見を聞く機会を設けたい。
次に、トイレカーに宣伝広告を
問・今後導入予定のものも含め、トイレカーに宣伝広告を入れる考えはないか。
答・トイレカーを活用した宣伝については、まずは市が発信している防災関連情報を掲載し、市民の防災意識の向上を図るとともに、民間企業等の広告を掲載し、その広告料をトイレカーの維持管理費の一部に充てるなど、現在、双方の観点から検討を進めている。
アンケートから見る市民の声は?
問・令和8年市民の声アンケートの結果はどうか。
答・自然の豊かさや治安の良さを実感している人が多い一方、観光・交流や公共交通を課題と感じる声が多い。前回の令和4年調査との比較では、街並みや景観に関する実感の高まりがみられた一方、出産・子育て、医療、地域活動といった生活に密着した分野での低下がみられた。
問・結果から明らかになった当市の課題は何か。
答・「公共交通の利便性」のように、バス路線の再編や減便等によって満足度が連動して低下がみられるなど、施策に直結する課題を改めて確認した。また「地域活動や市民活動への参加」や「上越市に住み続ける意向」の低下に見られるように、最大の課題である人口減少問題と関わりの深い項目で厳しい傾向が見られる。
次に、魅せる観桜会に向けた今後の桜の管理は
問・高田城址公園の桜はエリアによって老齢化が目立つが、植え替えや植樹の考えはないか。
答・「高田城址公園桜長寿命化計画」により、適正な樹木管理と計画的な世代更新に取り組んでいる。適切な植栽間隔を確保するため、伐採数が植栽数を上回っているが、現存する木の長寿命化と世代更新のバランスを考慮しながら、適切な管理を行っていく。
頼朝の鎌倉によった越後府中を宣伝すべき
問・以前から一般質問で扱っている謙信公と上越高田のまちづくりの話は、与党や歴史番組制作の業界内で評判が高く、4月にマクロン仏大統領が訪日した際、高市総理とかめはめ波ポーズで日仏の親善を図ったのは記憶に新しいところである。先日には大河ドラマの時代考証者が春日山に来て、鬼門の大切さを説いた内容が全国放送された。業界内で謙信公が征夷大将軍と同等であったと評判が高まっている。また、頼朝の鎌倉というキーワードを示唆頂き、鎌倉を踏まえて越後府中を調べれば、愛宕神社周辺が鎌倉の鶴岡八幡宮とそっくりで、居多神社、親鸞聖人関連施設とパワースポットを形成している。愛宕神社は直江兼続の兜の由来であり、朝ドラ主人公の見上愛さんと同じ漢字でもあり、このタイミングで愛宕神社を全国に宣伝すべきでないか。また、大名行列の道の景観を再生するために加賀街道沿いの無電柱化や松の植樹をすべきでないか。
答・愛宕神社の魅力を発信できるよう検討する。景観再生は難しい。
問・市長の答弁を踏まえ、上越における歴史の価値が伝わるよう、私も伝え方を工夫する。
性的同意の重要性の啓発を
問・性的同意に関して、より積極的な発信、取組が必要と考えるがどうか。
答・同意のない性的行為は性暴力であり重大な人権侵害である。夫婦・恋人の間でも起こり得る。自分と相手を大切にする関係づくりの重要性の理解は、市の重要課題であり、市民の理解促進につながるよう、適時適切な啓発に努める。
問・啓発チラシはどれだけ配布されているか。
答・町内会で班回覧をしてもらっている。
問・「命の安全教育」の教材は、市内何校で活用されているか。
答・指導の充実は周知したが、把握していない。
問・児童生徒の間にはゆがんだ性情報が広がっている。性暴力の結果としての妊娠に至る経過を教えずに、性感染症や性暴力から守る知識を教えるのは非常に困難だ。性交について一律には教えないという方針は変わっていないのか。
答・いわゆる歯止め規定の取り扱いは、必ずしも「やってはいけない」ということではなく、発達段階に応じてやるべきはやってよいとされており、その趣旨は教育委員会としても同じである。間違った知識が多く流布されている状況なので、正しい知識に基づいて適切な行動が取れるよう、場合によっては歯止め規定を踏まえつつも、教えるべきことはしっかり教えるというスタンスで臨んでいく。
以上で一般質問を終わります。
次に、議会改革調査についてお伝えします。
令和8年4月に発表された地域経営のための議会改革度調査2025のランキングにおいて、当市議会は全国1788議会中29位、新潟県内では1位となりました。引き続き議会改革に取り組み、今後もより身近で信頼される議会を目指します。なお、上越市議会は令和8年5月から通年会期制を導入しました。
以上で終わります。
次に、えっさまぐろ祭についてお伝えします。
6月21日(日曜日)に第1回えっさまぐろ祭が開催されました。令和8年2月に設立したえっさおぎなおえつこうろ振興議員連盟も実行委員会に加わり、地域のみなさまとともにイベント準備や当日運営を行いました。
イベントでは、佐渡産まぐろの解体ショーや上越市と佐渡市の名店によるまぐろ寿司の販売が行われたほか、こどうやおにだいこのパフォーマンス、佐渡マルシェ、金塊つかみとりゲームなど佐渡の魅力が詰まった一日となりました。本取組が、今後のおぎなおえつこうろの活性化へ繋がることを願っています。
以上で終わります。
次に、議員表彰についてお伝えします。
全国市議会議長会から、永年在職議員の功績をたたえて2人の議員に表彰状が贈られました。また、全国市議会議長会から、わたなべたかし議員に正副議長4年と議長会評議員としての功績に対する表彰状と感謝状が贈られました。
以上で終わります。
最後に、9月会議の予定をお伝えします。
9月3日から始まり、総括質疑が9月3日から4日まで、委員会が9月7日から16日まで、一般質問が9月18日から28日まで、採決を9月30日に行います。日程が変更となる場合は、市議会ホームページ等でお知らせします。
最後に、意見交換会についてお知らせします。
以上で、声の議会だより2026年夏号を終わります。
次回は、2026年秋号です。9月会議の内容を中心にお伝えします。
ありがとうございました。