マニフェスト大賞実行委員会が主催(早稲田大学マニフェスト研究所、毎日新聞社共催)する第6回マニフェスト大賞の優秀成果賞部門で、当市議会の「議員提案による『中山間地域振興基本条例』の制定」が最優秀賞を受賞しました。
授賞式は11月4日に六本木アカデミーヒルズで開かれ、中山間地対策特別委員会の宮崎委員長と笹川副委員長が出席しました。
平成23年6月24日の平成23年第3回(6月)上越市議会定例会で、上越市中山間地域振興基本条例を全会一致をもって可決しました。条例は、中山間地域の資源やそれらが産み出す恩恵が市民共有の財産であることを理解し合い、市民みんなで中山間地域を支え、市民が安全に安心して住み続けることができる地域社会の実現を目指すため、中山間地域の振興施策に関することを規定したものです。
板倉区で開催した条例(案)についての市民の意見を聴く会には59名が参加しました。
条例(案)を議長に答申しました。
市内8会場で開催した条例(素案)についての市民の意見を聴く会には164名が参加しました。
参加された皆さんからは「議会側が中山間地に目を向けた条例を検討していることを評価する」、「この条例が制定されたらどうなるのか」、「中山間地域の重要性を子どもたちに教育するような取り組みが必要ではないか」など、様々なご意見をいただきました。
また、板倉区在住の出席者の方から、「板倉区でも市民の意見を聴く会を開催して欲しい」とのご要望があり、後日、板倉区で開催することを決定しました。
中山間地対策特別委員会は、多くの課題を抱える中山間地域の再生を図るため、安心・安定をもたらす基盤づくりを検討し、あわせて条例策定について調査研究することを目的として平成20年5月に設置されました。今回、(仮称)中山間地域振興対策条例のたたき台がまとまったことから、議長に経過報告を行いました。