長野県と新潟県の境界をはさむ国内有数の豪雪地帯は、中山間地域や地方都市ならではの共通課題を数多く抱えていますが、魅力的な地域資源や意欲的な地域づくりの取組みも数多く存在します。この地域が将来にわたり豊かであり続けるためには、歴史的にもつながりの深かった近隣市町村の人々がお互いに関心を持ち、境界を越えて交流・連携すること
が大切と考えています。
そこで、信越県境に近い各地域において地域づくりに取り組む方々からお集まりいただき、学びと交流を深める会を開催することになりました。第1回は上越市、第2回は長野県飯山市にて開催し、おかげさまでご好評をいただいたことから、第3回を十日町市で開催しました。テーマには「老舗企業」と「鉄道」を取り上げ、この地域の過去・現在・未来を考えました。
この会をきっかけとして、このエリア一帯に存在する地域資源や取組みの素晴らしさを再発見できたり、今後の活動へのモチベーションにつながったり、あるいは情報交換や切磋琢磨できる関係が生まれ、未来の地域づくりのパートナーが生まれるきっかけになれば幸いです。
案内チラシ(A3版) [PDFファイル/3.53MB]
案内チラシ(A4版) [PDFファイル/3.64MB]
開催概要
- 日時:平成29年7月19日(水曜日) 午前10時~午後6時 エクスカーションは20日(木曜日)午前
- 会場:道の駅 クロステン(十日町市本町六の一丁目71番地26/JR・北越急行十日町駅から徒歩10分)
- 主催:一般社団法人 雪国観光圏
- 共催:信越自然郷(信越9市町村広域観光連携会議)、上越市創造行政研究所
- 後援:新潟県、地域づくりネットワーク長野県協議会、愛知大学三遠南信地域連携研究センター
- 協力:新潟県十日町地域振興局、十日町市、一般社団法人十日町市観光協会、一般財団法人十日町地域地場産業振興センター
- 参加人数:約100人
プログラム
午前10時~ 開会
本交流会の趣旨説明を行いました。
午前10時30分~午後0時15分 トークセッション1
(テーマ) 「老舗企業から学ぶ地域資源と地域経営」
(スピーカー)
- 青柳 安彦さん (株式会社青柳 代表取締役社長/新潟県十日町市)
- 高橋 五輪夫さん(雪国の宿高半 専務/新潟県湯沢町)
- 棚橋 博史さん(株式会社岩の原葡萄園 代表取締役社長/新潟県上越市)
- 鷲森 秀樹さん(有限会社神仏の鷲森 専務取締役/長野県飯山市)
(モデレータ)
- 井口 智裕 (越後湯澤HATAGO井仙 代表取締役、一般社団法人雪国観光圏 代表理事/新潟県湯沢町)
午後1時30分~ トークセッション2
(テーマ) 「地域を元気にする鉄道の活かし方」
(スピーカー)
- 竹本 勝紀さん(銚子電気鉄道株式会社 代表取締役社長/千葉県銚子市):特別ゲスト
- 渡邉 正幸さん(北越急行株式会社 代表取締役社長/新潟県十日町市)
- 田村 香さん(ナナシのマルシェ/新潟県南魚沼市)
- 鈴木 克己さん(飯山市役所/長野県飯山市)
- 新路 祐也さん(白馬村観光局/長野県白馬村)
(モデレータ)
- 樋口 秀さん(長岡技術科学大学大学院准教授/新潟県長岡市)
午後4時~ 閉会
本交流会の総括を行いました。
午後4時30分~午後6時 交流会
食事をとりながら交流しました。
7月20日(木曜日) 午前9時~11時30分 エクスカーション
十日町市内の博物館、織物工場を見学しました。