子安神社境内の様子(1枚目)
神社の案内看板(2枚目)、境内に祀られている石祠(3枚目)
秋の例祭の様子と、利益を授かった人々の御礼奉納の提灯(4枚目)、清掃の様子(5枚目)
子安神社は、創建の年代は不明ですが、往古より当地に鎮座し、言い伝えによると、この地に難産がないことから、遠近の妊婦が安産祈念に訪れるようになり、神社の名前が子安神社(子安大明神)となるとともに、村の名前も子安となったとされています。子宝・安産・お乳の神として崇められ、かつては安産祈願に腹帯、晒一反をお供えしていました。
現在の拝殿は平成15年に改築されたもので、天井には子どもが誕生した家庭から御礼に奉納された提灯が掲げられています。広々とした境内には石祠や御神木を有し、地域の人々の憩いの場となっています。
平成17年までは堂守と呼ばれる世話役が神社を守っていましたが、後継者が不在となり、氏子会の子安町内会及び子安新田町内会に移譲されました。毎月境内・拝殿内の清掃が行われているほか、春・秋の例祭や二年参りの受入れなど両町内での活動が活発に行われ、氏神様として地域に親しまれ、大切に守り伝えられています。
宗教法人「子安神社」氏子会
子安神社は、新道地区の南部池の原に祀られ、ご神体は女性で「木之華佐久耶姫」(このはなさくやひめ)と伝えられています。
不思議なことにこの地には難産がなく、聞き伝えで遠くからも妊婦が安産祈願に訪れ、いつしか神社の名前が「子安」となったと伝えられています。ご利益は現在も健在で、子宝、安産、お乳の神様として崇められています。拝殿にはこのご利益を授かった人々の御礼奉納が飾られ、それは今でも続いています。
子安神社は、氏神様として地域の人たちが大切に守り、欠くことなく春(4月19、20日)と秋(10月19、20日)に例祭が厳かに開催されています。さらに社殿の保全、草刈り、清掃なども地域活動として精力的に行われています。
春は境内に桜が咲き乱れ、夏は眩いばかりの緑や地域の盆踊り開催、秋は色づいた紅葉がみられ、冬は市内最大と自負する「さいの神」が行われています。
ぜひ皆さまに訪れていただきたい地域の宝物です。多くの方のお越しをお待ちしています。
「上越市「地域の宝」を認定しました」をご覧ください。