春、咲き誇る水芭蕉(1枚目)、滝寺まちづくり協議会による、遊歩道の整備の様子(2枚目)
滝寺字蟹沢(かにさわ)と字下違(したちがい)の2か所にある水芭蕉群生地です。それぞれ約2,000株以上が生育しています。
水芭蕉は、通常標高1,000メートル以上の高所で生育しますが、滝寺では標高36メートルの低地で生育しており、珍しいものです。上越市「心のふるさと道」の通過点にもなっており、開花時期には多くの住民が集い、憩いの場となっています。
活動団体の滝寺まちづくり協議会では、平成11年から毎月第二日曜日を活動日と定め、水芭蕉の保護活動を実施しているほか、草刈りや手すりの点検など、遊歩道の管理も行っています。また、滝寺町内会では、水芭蕉を「町内の花」としており、毎年4月の「滝寺みずばしょうまつり」では、協議会と連携して滝寺集落開発センターから群生地までのぼり旗を掲げ、花の開花を喜び、来客を待っています。
滝寺まちづくり協議会
滝寺水芭蕉群生地の水芭蕉は、高速道路設置により土砂災害に遭い、また、近年イノシシに食害され散々な目に遭っております。でも春には白い可憐な花を咲かせます。
滝寺の水芭蕉は、4月に高田城址公園の桜と同じ時期に咲きます。「滝寺みずばしょうまつり」のぼり旗を目印に見学してください。開花後も緑の大きな葉が元気を与えてくれます。
滝寺まちづくり協議会が撮影した水芭蕉の様子がご覧いただけます。
上越市「地域の宝」をご覧ください。