ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

上越市

サイトマップ

背景色を変える

文字の大きさ

キーワードで探す

現在地トップページ > 組織でさがす > 文化行政課 > 滝寺毘沙門堂

滝寺毘沙門堂

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年12月23日更新

滝寺毘沙門堂滝寺毘沙門堂 木造毘沙門天立像 写真
毘沙門堂全体の様子(1枚目)、木造毘沙門天立像(2枚目)

  • 認定番号:90
  • 名称:滝寺毘沙門堂
  • (名称ふりがな)たきでらびしゃもんどう
  • 地域:金谷区
  • 所在地:上越市大字滝寺1159番地 googleマップ(外部リンク)<外部リンク>
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>

謙信公の祈願所 滝寺毘沙門堂

 滝寺毘沙門堂は、米山薬師開山の泰澄大師が桜の霊木で毘沙門天像を刻み、開眼(仏像に魂を入れ供養する儀式)の日に、山の麓に滝のある地に祀れと夢の告げがあり、その地を探したところ、五色の光が立ち昇る滝の地(滝寺)にたどり着き、和銅5年(712年)に堂(吉祥寺)を建立し、像を安置したことが始まりと伝えられています。
 坂上田村麻呂が桓武天皇の勅命により、東夷征伐の際に必勝を祈願し大願成就したと伝えられ、また、上杉謙信公も篤く信仰し、出陣の際に必ず戦勝を祈願したとも伝えられています。慶長5年(1600年)の上杉遺民一揆の際、堀氏により堂塔伽藍が焼かれ、その後、近郷近在の人により堂が再建されました。堂の礎石には、鎌倉時代のものとみられる五輪塔が転用されています。
 堂内に安置される木造毘沙門天立像は、堂再建の際、招来したものとされています。憤怒の表情で、右手に三叉戟を持ち、左手は腰に手をあてています。像高64.5センチメートルで、体幹部は一材で製作され、動きのある姿をしており、鎌倉時代後期から南北朝時代頃のものと推定されています。
 そのほか、堂の改修時に屋根裏から見つかった江戸時代の奉納発句額は、滝寺集落開発センターにて、保管・公開されています。

 滝寺町内会では、毎年4月3日に例大祭を行うほか、堂の管理、草刈りなど環境整備、調査研究、看板設置等の活動を行い、地域の宝の次世代への継承に取り組んでいます。

活動団体

滝寺町内会

活動内容など

  • 例大祭の実施
  • 堂の管理、草刈りなどの環境整備
  • 調査研究、看板の設置 など

活動団体等からのメッセージ

 瞑想の森の中に静かにたたずむ滝寺毘沙門堂ですが、このお堂にまつわる宝を目にして驚き、後世に伝えていかなければならないと感じております。
 毎年4月3日午前11時に例大祭を行います。どなたでも自由に参加できます。
 大正15年(1926年)頸城平野の名所旧跡投票第一位(滝寺不動尊)であった滝寺へぜひともお出かけください。

その他の地域の宝

「上越市「地域の宝」を認定しました」をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

ページの先頭へ