春、山桜が咲く春日山(1枚目)、秋には二の丸の一本イチョウが黄金色に輝く(2枚目)
活動団体による草刈りの様子(3枚目)、中学生との一緒に行う保全活動(4枚目)、中学生による清掃活動の様子(5枚目)
上杉謙信公の居城春日山城は、戦国時代を代表する山城です。標高約180メートルの山に築かれ、2キロメートル四方に郭や空堀などが広がる、規模の雄大さでも全国屈指の名城。越後府中の要害として築かれたのがはじまりとされ、現在見られるような広大な城郭に整備されたのは、謙信公と景勝公、さらに堀氏によるものと考えられています。
春日山城跡保存整備促進協議会は、春日地区町内会のほか、市民団体、企業、個人などで構成され、平成20年11月の設立以降、春日山城跡の調査研究、勉強会、古道整備、大清掃、草刈り、松葉かき、土の一袋運動等の保全活動など、様々な活動を実施しています。大清掃、松葉かき、土の一袋運動は地元の春日小・中学校と一緒に行い、春日山城を次世代に継承するための担い手育成を図っています。
春日山城跡は昭和10年8月27日に国史跡に指定されています。
春日山城跡保存整備促進協議会(かすがやまじょうせきほぞんせいびそくしんきょうぎかい)
春日山城跡は、わが国を代表する山城で、上越市や春日地区にとっては大切な宝であります。
私たちは、地域と行政が一体となって、上杉謙信公が居城としていた往時の春日山城跡の保存、整備等を行い、市民や多くの観光客から親しまれる山城として、後世に継続することを目的にしています。
整備事業の一環として行っている年3回の清掃活動には、地元19町内の有志をはじめ、地元の中学生や大学生、企業、各種サークルなどから多数のボランティアが参加してくれます。この活動は「義の心」が強く感じられる光景でもあります。
謙信公のふるさと「春日山」へぜひお越しください。
「上越市「地域の宝」を認定しました」をご覧ください。