春日山節(1枚目)、高田花見小唄(2枚目)
スキー小唄(3枚目)
4曲はいずれも大正末期に起きた新民謡の流行の中で発表された民謡です。
「春日山節」(昭和5年発表、作詞 相馬御風、作曲 中山晋平)は”戦するなら謙信公のような”のうたい出しで始まり、戦国武将上杉謙信公の戦ぶりや心意気を称えた歌詞と、手足を力強く開く勇壮な踊りの曲です。
「高田花見小唄」(昭和5年発表、作詞 相馬御風、作曲 中山晋平)は美しく咲き誇る高田の桜と花見を楽しむ人々の様子がうたわれ、はらりと舞い降りる花びらを掌でそっと受ける優美な振りがあります。
スキー民謡は大正末期から昭和初期にかけて高田日報社の公募から生まれ、スキー発祥の地上越ならではの民謡ジャンルです。
「高田スキー小唄」(昭和6年発表、作詞 白鳥省吾、作曲 清水清次)や「スキー音頭」(昭和10年発表、作詞 中村八斗、作曲 中山晋平)があります。特に「スキー音頭」では「ジャンプ」や「テレマーク」といった外来語が歌詞に含まれ、まさにジャンプする姿を表現した振りがある大変ユニークな曲です。
高田民謡保存会
高田の民謡を保存、継承するための活動を行っています。
昭和37年、旧高田市の要請で鳴り物入りの会として設立され、50年以上続いている会です。高田の民謡の保存と普及を一番の目的とし、全国の民謡・新舞踊を勉強しており、市の行事やボランティアに積極的に参加しております。次世代に受け継ぐ仲間になって下さい。
「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。