

賞泉寺山門(1枚目)、天文17年3月7日吉田英忠寄進状(2枚目)



阿弥陀如来座像(3枚目)、吉田周守英忠夫妻の墓と伝える五輪塔(4枚目)、本堂での講座の様子(5枚目)
- 認定番号:28
- 名称:賞泉寺寺宝
- (名称ふりがな)しょうせんじじほう
- 地域:安塚区
- 所在地:上越市安塚区安塚1345番地 googleマップ(外部リンク)<外部リンク>
直峰城主の菩提寺に伝わる 賞泉寺寺宝
賞泉寺は、明応7年(1498年)直峰城五代城主吉田周防守英忠開基の曹洞宗寺院で、多くの寺宝を有しています。
- 吉田忠英寄進状
天文15年(1546)11月15日と天文17年(1578)3月7日に英忠が賞泉寺に寺領を寄進したことを記す書状です。天文15年の寄進状には英忠が越後守護代長尾能景と為景父子、英忠父祖の菩提を弔うためにを寄進したことが記されています。
- 長尾晴景安堵状
天文17年4月10日に晴景から賞泉寺の和尚宛に、英忠の寄進を安堵(承認、保証)することを通達した書状です。
- 吉田周防守英忠夫妻墓
墓地には、夫妻の墓と伝えられる五輪塔があります。手前には、新設された五輪塔があります。
- 木造阿弥陀如来坐像
本堂に安置されるこの仏像は、管理者が不在となった安塚区石橋の阿弥陀堂から大正9年に賞泉寺に移されたものです。平安時代末期の作と伝えられ、像高49センチ、漆仕上げで通肩の衣に菱形の金箔が施されています。
活動団体
宗教法人 賞泉寺
活動内容など
- 寺宝の保存と継承
- 公民館活動などと連携した活用、情報発信
- 山形県米沢市などゆかりの市町村との交流
活動団体からのメッセージ
認定を受け、寺の宝をしっかりと守っていきたいものだと念じております。
その他の「地域の宝」
「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。