江野神社内での祇園祭発輿祭の様子(1枚目)、神輿の町内巡行の様子(2枚目)
山車を引きまわす場面の様子(3枚目)、御旅所前で里神楽の奉納の様子(4枚目)
元禄年間に現在の谷口集落の牛頭天王社(祇園社)を合祀して以後、江野神社の祭りとして祇園祭を開催しています。
7月7日の朝、神社のある明神山から発輿した神輿を中心に、名立大町5町内の山車6台(新町は2台)が町の中を練り歩き、夕方になると字仲町に建てられた御旅所に入ります。
祭りは1週間続き、13日夜に神楽が奉納されたあと、真夜中に御輿は江野神社に戻ります。
平成5年に旧名立町の無形民俗文化財に指定され、合併後の平成19年に上越市の文化財として指定されました。
宗教法人 江野神社
江戸時代の元禄年間に今のような形になり、昔ながらの雰囲気を今に伝える伝統的な祭りです。
毎年7月7日のクライマックスは、午後5時くらいから字仲町に建てられる御旅所に神輿が納まるところ。御旅所の周りを神輿と山車が七廻り半しますが、山車は鉄製車輪を付けた小型の山鉾式で引き回すスピードが、近隣に類のないスピードのあるもので最高潮になる見どころです。
これからもこの地域の伝統の祭りを「地域の宝」として伝えていきたいと思います。
「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。