新潟県は、10月6日にこれまでの「クマ出没警戒注意報」から警戒段階を引き上げ、「クマ出没警戒警報」を発表しましたが、次の理由から、11月19日に発令期間を令和7年1月31日まで延長しました。
クマは一般的に昼行性ですが、食べ物を探しに人里に近づく際は、朝方と夕方の時間帯を選択する傾向にあります。クマによる人身事故に遭わないよう、畑の管理や散歩など、特に、朝方と夕方は十分に注意してください。
人身事故の発生状況は、ツキノワグマによる人身被害を防ぐために(新潟県・外部リンク)<外部リンク>のページから「人身被害発生状況(PDFファイル)」をご覧ください。
新潟県は、今秋の堅果類の豊凶調査結果(確報)においてブナの実が県全体で不作であることなどから、令和7月1月31日まで「クマ出没警戒強化期間」を延長して設定しました。
下記の注意事項によりクマによる人身事故に遭わないよう十分注意してください。
クマ注意 遭遇しないための基本的対策と遭遇時の対処法(YouTube新潟県公式チャンネル)(外部リンク)<外部リンク>
クマ等による人身被害防止啓発リーフレット(令和6年9月25日発行・全戸配布) [PDFファイル/1.93MB]
クマによる人身被害防止啓発チラシ [PDFファイル/832KB]
音に反応したクマは、その場から立ち去る傾向があります
その場から離れましょう
ヒトが突然背を向けて走り出すと、クマに追われる可能性があります
母グマは子グマを守るために、攻撃的になっています
クマが5メートルぐらいまで接近したら、顔を目掛けて噴射しましょう
月別目撃件数(平成30年~令和5年) [PDFファイル/37KB]
名立区、中郷区、牧区をはじめ、合併前上越市では金谷区、谷浜・桑取区で多く目撃されています。
地域別目撃件数(平成30年~令和5年) [PDFファイル/46KB]
県では、奥山のブナ等の木の実の豊凶が、人里へのツキノワグマの出没に影響することから、毎年、ブナ等の堅果類(ドングリ)の豊凶調査を実施しています。
今秋のブナ(主に奥山に分布)の実は県全体・上越ともに「不作」と予測されており、冬眠前のツキノワグマがエサを求めて人里へ出没する可能性があります。
クマ等の大型獣を目撃したら、すみやかに市役所(電話025-526-5111)、総合事務所、最寄りの警察署までご連絡ください。
市では、災害や犯罪、交通事故など市民の皆さんの安全・安心にかかわる情報をメールで配信しています。クマの目撃情報もいち早く知ることができます。登録方法など詳しくは、「上越市安全メールとSNSでの安全安心情報の配信(市民安全課)」をご覧ください。