野鳥は様々な原因で死亡します。野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありませんが、同じ場所で一度にたくさんの野鳥が死亡しているようなときは、環境保全課・各総合事務所へ連絡してください。
なお、野生の鳥は体内や羽毛などに病原性の細菌や寄生虫などを持っていることがありますので、死亡した野鳥には素手で直接触らないようにしてください。
自宅の敷地内等で死亡した動物を見つけた場合は、土地等の所有者が処分することになりますので、家庭ごみとして出してください。また、道路上など公共の場所で死亡した動物を見つけた場合は、それぞれの管理者までご連絡ください。
なお、死亡した動物には素手などで直接触らないようにしてください。
ペットや家畜と同じく、野生動物の中にも人と動物に共通する感染症の病原体を持っているものもいます。通常の生活の中では、野生動物から人への感染は起こりませんが、以下の点に注意しましょう。
野生動物は、ある程度のケガならば自然に回復する力がありますので、元気なようであればそっとしておいてください。
やむなく保護した場合は、新潟県上越地域振興局環境センター(電話:025-524-4237)または、市役所環境保全課・各総合事務所にご連絡ください。
(ただし、カラス、ドバト、キジバト、スズメ、ムクドリ、タヌキ、イノシシ、アライグマ、ハクビシン他の有害鳥獣、野生のヒナや幼獣、逃げ出したペットや家禽(ニワトリ、アヒルなど)は保護しません。)
巣のある場所によって相談先が異なります。
また、巣の撤去は、土地所有者や施設の管理者が自ら行うことになりますが、撤去ができない場合は、害虫駆除業者等に依頼(有料)することもできます。
なお、法律により、許可なく卵やヒナを捕獲することは禁止されています。卵やヒナを捕獲する場合は、事前に許可が必要となりますので環境保全課・各総合事務所にご相談ください。
カラスは4月から6月にかけ巣作りをして、産卵し、ヒナを育てます。この時期に、不用意に巣に近付くとヒナを守ろうとして人を威嚇したり攻撃してくることがあります。
攻撃をする前には、警戒、威嚇の行動をとります。気がついたらすみやかにその場を立ち去りましょう。
カラスは、人の背後から頭をめがけて飛んできますので、傘をさすなど頭を守る対策が有効です。
このような時期には、巣に近づかないようにしましょう。また、ヒナが巣立ってしまうと、威嚇も自然と収まります。
池などで魚にパンなどの餌を与えていると、餌を取ろうとしてやって来ることがあります。カラスは、餌やりをする人を覚えていたりして、餌がもらえると思って近くまで飛んで来る場合もあります。お弁当のおかずをもっていってしまう場合もありますので、気をつけましょう。
カラスに限らず、野生鳥獣は法律により許可なく捕獲することはできません。
農作物被害では、防除対策を講じても被害が継続する場合は、有害鳥獣捕獲許可を得て捕獲することはできますが、多くの場合、一度捕獲しても別の場所からまた他のカラスが集まってしまうため、捕獲することが必ずしも効果的な対策とならないこともあります。
捕獲を行うよりも、餌となる生ごみ類を放置しない、防鳥用の網をかけるなどカラスが集まって来ないような環境を整えることが大切です。
捕獲する場合は、事前に許可が必要となりますので、環境保全課・各総合事務所にご相談ください。
天井裏で、煙が出るタイプの殺虫剤等を使用して追い出しを試みてください。その後、動物がいないことを確認して、出入口となっている通風孔、外壁の穴などがないか確認し、あれば家を建てた大工さんなどに相談して穴ををふさいでください。また、野生動物の誘引原因となる庭にある果実や野菜類などの管理を徹底することが必要です。
また、有害動物を駆除してくれる害虫駆除業者(有料)に相談してみてください。(駆除業者は、インターネットや電話帳でも検索できます。そのほか、新潟県ペストコントロール協会(フリーダイヤル:0120-915-599)でも駆除業者の斡旋を行っています)
なお、捕獲する場合は、事前に許可が必要となりますので、環境保全課・各総合事務所にご相談ください。
法律により、許可なく野生鳥獣を捕獲することはできません。
しかし、農作物等の被害があり防除対策を講じても被害が収まらない場合などには、事前に許可を得て捕獲を行うことができますので、環境保全課・各総合事務所にご相談ください。
近くで親鳥が落ちたヒナをそっと見守っています。まずは、そのまま見守ってください。
巣立ち直後の鳥のヒナは、すぐにはうまく飛ぶことができません。あるいは、飛ぶ練習をしているのかもしれません。
特定の場所に集中して糞がある場合は、タヌキの「ため糞」と思われます。タヌキは、排泄を1か所で行う習性があります。排泄場所まで行けないように柵などで囲う、排泄物をきれいに片づけた後、木酢液や竹酢液など動物が嫌う臭いのするものを定期的に散布することで、近寄らなくなります。一般的に、獣類は火を連想させるような煙などの臭いを嫌うといわれています。
出かけようとする地域の、クマ出没情報をチェックしましょう。
新しいクマの糞や足跡などを見つけたらすぐに引き返しましょう。クマに自分たちの存在を知らせるため、鈴やラジオなどで音をさせることなどが有効といわれています。クマは嗅覚が優れているので食べ物の匂いがクマを引き寄せることがありますので、食べ物を野外に放置しないで持ち帰りましょう。
クマを目撃したときは、環境保全課・各総合事務所、警察署(交番)にご連絡ください。
あわてない、遠くならばそっと引き返す。
さわがない(大きな声を出さない)クマを刺激して興奮させると危険。
走ったり、背中を見せて逃げずに、静かに後ずさりしてその場を離れましょう。
万が一襲って来たら、うつ伏せになり両手で首のうしろを守ります。そして立ち去るのを待ちます。
クマを目撃したときは、環境保全課・各総合事務所、警察署(交番)にご連絡ください。
あわてない、さわがない(大きな声を出さない)、遠くならその場からそっと引き返す。
イノシシを興奮させないように、静かに後ずさりして物陰等に逃げましょう。
棒や木を持って追い払うのは、イノシシが興奮して他の人の方へ向かっていったり、思わぬ展開になる危険性があるので止めましょう。
イノシシを目撃したときは、環境保全課・各総合事務所、警察署(交番)にご連絡ください。
めずらしい、おとなしい、かわいいからといって、近づいたり餌を与えないでください。あわてて走りだしたり、大声を出したり、攻撃するなど刺激しないでください。落ち着いて、ゆっくりと安全な場所に避難してください。
特に、サルは目線を合わせると威嚇されたと思うので、サルの目を見ないでください。
サルを目撃したときは、環境保全課・各総合事務所、警察署(交番)にご連絡ください。
人間が何もしなければ、襲ってくるようなことはめったにありませんが、近づいてサルを興奮させてはいけません。落ち着いて、ゆっくりと安全な場所に避難してください。
人間から餌をもらった経験のあるサルの中には、人に近付いて人間が持っている物を取ろうとしたりすることがありますので注意してください。
サルを目撃したときは、環境保全課・各総合事務所、警察署(交番)にご連絡ください。
最近、市内の各所でサルが目撃されています。
もし、サルを見かけたり遭遇したときは、次のことに注意してください。
下記へご連絡ください