あちこちにお地蔵様がまつられ、海や池など水との深い関わりの中で暮らしてきた大潟区には、「のどけの薬」「御手洗池と片目鮒」「薬師如来様」「雁子のお地蔵さん」など、石仏や水にまつわる伝説が数多く残されています。中でも人魚やかっぱが登場する伝説は大潟区の特色を示すものです。
大潟の風土に育まれ、語り継がれてきた伝説には、先人たちの無病息災・平安な暮らしへの祈り、自然への畏敬の念が込められています。伝説に向き合うことは、ふるさとを見直し、自然を敬う心を育てます。さまざまな伝説は大潟区の人々の心の拠り所として、いつまでも大切に語り継がれていくに違いありません。
人魚の伝説
河童の伝説
その他の伝説