米どころ新潟の中でも雪深い山あいの里、清里区櫛池(きよさとくくしいけ)地区は、11の集落から成り、標高100~500メートルの山間部に約200ヘクタールの棚田が広がっています。
昭和50年頃に、大正・昭和一桁世代の先人達がほ場整備に着手し、作業環境が激変したことは、耕作放棄地発生防止に大いに貢献しました。
冬には2~3メートルの雪が積もる豪雪地帯ですが、深山に生えるブナの森から流れ出る豊富な雪解け水や湧き出る清流が豊かな土壌を潤し、美味しい米に最適な環境を作り出しています。
当棚田米は食味の良さが大変評判で、毎年全国のファンから注文をいただいております。
冬の間休業していた、ビュー京ヶ岳の営業を再開します。例年通り土日祝日の営業で、初日は令和6年4月27日です。訪れた方に楽しんでいただけるよう、オープニング企画も検討中です。今年度もたくさんの方に足を運んでいただけるよう工夫していきます。
1月13日(土曜日)~14日(日曜日)に東京有楽町で開催された「移住・交流&地域おこしフェア」に出展し、1月27日(土曜日)に新宿で開催された「新・農業人フェア」に出展しました。
多くの方から櫛池地区に興味を持っていただき、紹介することができました。これからの地域づくりや、新たな人材確保につながるよう、地域の方からも出展や来客対応に協力していただきました。参加者に配布した清里産コシヒカリも大好評でした。
清里小学校の6年生が運営に携わる「きよさと朝市」の秋期の部(第5回~第7回)を開催しました。
毎回、採れたての野菜がたくさん並んでいたほか、10月の第6回朝市は、同校の5年生が育てたコシヒカリ「あおヒカリ」の販売も行われました。
11月の第7回朝市(最終回)には、同校の3・4年生と、昨年朝市を復活させた当時の6年生である、清里中学校の1年生も立ち寄ってくれて、活気のある朝市となりました。
特産品の開発に向け、今年度、約10アールの畑に枝豆「越の茶太郎」の栽培を行いました。
8月21日に刈り取りを行いましたが、実がしっかりと入り、とても美味しくできあがりました。
清里小学校6年生と一緒に運営をしている「きよさと朝市」の第3回目、第4回目を開催しました。
両日とも暑い中ではありましたが、たくさんの方から足を運んでいただきました。7月の3回目は夏野菜が、8月の4回目は夏祭りをイメージした水風船やかき氷などが好評でした。
「きよさと朝市」は、令和3年度まで清里商工会が開催していましたが、商工会の合併に伴い終了していました。
令和4年度に清里小学校6年生が総合学習で地域に賑わいを戻すため、「朝市復活プロジェクト」を企画して復活させました。
今年度も清里小学校の6年生が運営を引き継ぎ、1年間の授業を通じて住民の皆さんと関わりながら活動していきます。
5月の1回目は8店舗、6月の2回目は14店舗の出店があり、地域住民をはじめ多くの買い物客で賑わいました。
中山間地域振興取組の一環として上越教育大学の学生16人が参加し、秋まで計5回の体験学習を通じ、櫛池地区の地域資源を活用した「農育連携活動」に対し提案を行います。
1回目は棚田風景を視察し、2回目は上越清里星のふるさと館での天の川観測とホタルの観察会を行いました。
星の清里ハーブプロジェクトの一環で、身近にあるハーブをどのように活用していくかを学ぶ「ハーブスクール」を開催しました。
講師のお話しを聞きながら、実際に触れて、感じて、体験していだたける内容となるよう企画しました。
両日とも区内外から、幅広い年代の参加があり、盛況となりました。
清里中学校への支援活動の一環で、中学生ときよさと保育園の園児、地域の方と一緒になってサツマイモ堀りを行いました。
地域の方と協力しながら、3年生がツルの処理やマルチ剥がしを行い、その後、1・2年生と園児がサツマイモを掘り起こしました。
大きなサツマイモがたくさん採れて、大満足の収穫となりました。
7月28日に清里地区公民館と連携して実施する「きよさと自然探検」を開催しました。
市内の小学生20人と清里中学校の中学生ボランティア10人の計30人が参加し、坊ヶ池周辺の植物採集や標本づくり、櫛池川での川遊びを行いました。
清里地区公民館と連携して実施する「きよさと自然探検」では、10月1日(日曜日)にサツマイモ堀りと焼き芋体験を計画しています。
その準備として地域の皆さんと一緒に遊休地にサツマイモ苗50本を植え付けしました。
秋の収穫までの間、草刈や管理も行っていきます。
4月に実施したビレッジプラン2030の活動発表を受けて、中学校が「できることを企画し、人や物をいかしてふるさと清里を元気に」の実践活動として、清里中学校の全校生徒、きよさと保育園の園児、青少年育成会議コーディネーター、地域住民が参加し、新潟県上越地域振興局普及課の指導の下、サツマイモの植え付けとヒマワリ・綿の種まきを行いました。
ヒマワリ畑は隣接する老人ホームからもよく見える校舎の南側にあり、多くの皆さんから夏の開花を楽しみにしていただいています。
講師に新潟食料・農業大学の青山浩子准教授をお迎えし、農業に関する今の現状や傾向、これからの課題などのほか、清里区における強みや、それを生かすためのアイデア、持続可能な取組のポイントなどを分かりやすくアドバイスしていただきました。
清里区以外からも多くの出席があり、関係者含め70人ほど集まりました。
櫛池地区内の集落除雪ボランティアを募集したところ、市内外から3人の方の参加がありました。寒い中でしたが、ケガもなく無事に終えることができました。地域の方との交流も含め、有意義な時間を過ごしていただけたことと思います。
毎年恒例のビュー京ヶ岳の新そばイベントを今年は3日間の日程で開催し、約700人の来場がありました。
清里自慢の新そばと揚げたての天ぷらは大好評でした。また、新鮮野菜・特産品の即売市では、大根や白菜、ネギ、キノコ、銀杏などが飛ぶように売れていました。
合併前の清里村の頃から参加している、川崎市の「かわさき市民祭り」に出店しました。
天気が良く、季節外れの暖かさにより、連日大盛況で、来場者は3日間で延べ54万人となりました。
清里区からは新米や漬物、野菜などの特産品を販売し、好評により全品完売しました。
子供達に農業と地域の理解を深めてもらうことを目的に、ビレッジプラン2030の「農育連携」の取組として、地元企業である株式会社三原田組の協力のもと、大型建設機械の見学や乗車体験をさせて頂きました。普段間近で見ることのできない大きな機械に、子どもから大人まで大興奮でした。
お昼には、清里の食材を使ったメニューで秋の味覚を楽しんでもらい、その後のワークショップでは清里の良い所を発表してもらいました。
かねてより交流のある、川崎市の方やその他関係者をお招きして、稲刈り体験を行いました。この時期にしては暑い日となりましたが、皆さん汗を流しながら一生懸命に作業していました。
ぬかるみに足を取られて長靴が脱げたり、尻もちをついたりと、微笑ましいハプニングもありましたが、無事に稲刈りを終えることができました。
「こびり」に食べた、地元の上中條町内会のお母さんたちが作ってくれた新米のおにぎりが格別に美味しかったと喜びの声が聞かれました。
注「こびり」:間食
毎年恒例となりつつあるビュー京ヶ岳での音楽イベント「BOONIE HAUS ground」が開催されました。
ビュー京ヶ岳からは、ポテトや唐揚げ、豚汁などのフードやドリンクを提供しました。
生憎、寒い日の開催となってしまいましたが、多くの来場者が自然の中で聞く音楽を楽しんでいました。
8月5日に「きよさと坊太郎祭り」が開催され、コロナ禍で中止していた、聖水みこし渡御(とぎょ)も4年ぶりに復活しました。
およそ5,000人が来場し、ステージイベントや地元飲食店ブースも設けられ、大盛況となりました。
当協議会が運営に関わっているビュー京ヶ岳も出店やのぼり旗の作成などに協力しました。
昨年、第1回目を開催し、好評をいただいた「長~い流しそうめん大会」を7月16日に開催しました。
第2回目となる今回は、準備から当日の運営まで、上越教育大学の学生と一緒に行いました。当日は16組(55食分)の参加があり、参加した皆さんは暑い中にも涼を求めて楽しんでいる様子でした。
ビレッジプラン2030の検討、実践主体として2年間活動を続けてきた「きよさと未来予想図」をつくる会は、清里中学校を会場に、全校生徒、地域協議会委員、学校運営協議会委員、地域住民を対象に活動発表を行いました。
発表後には清里中学校の生徒が、全校縦割り班で意見交換も行いました。
中学生は未来の貴重な地域の担い手であり、彼らの意見が活かされる地域振興活動を実施していきたいと考えています。
ビュー京ヶ岳で、今年で3年目となる土日祝日限定のカフェが5月3日にオープンしました。
当日は、農事組合法人北野生産組合が作った蕎麦を数量限定で提供しました。
地域住民はもちろん、区外や市外の多くの人に楽しんでもらえるよう、櫛池地区で採れた山菜を使ったメニューや清里産米粉のピザなどを用意しています。
今年も「上越市地産地消推進の店」として11月まで営業します。