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本文
(市指定、考古資料)
印文の「高有」は人名と推測され、「高」は氏名の頭文字、「有」は名の頭文字と考えられています。人物の特定にはいたっていませんが、古代越後を考える上で貴重な考古資料といわれています。また印面に残る朱肉は酸化第二鉄(ベンガラ)で、正倉院を除くと朱肉に使われた顔料の成分が分かったのは全国でも初めての例だといわれています。
江向遺跡(大学前)では8間×2間の大規模な堀立柱建造物跡が確認されていますが、この銅印は建物跡の東側約10mの地点(表土下約40cm)から出土しました。