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銅印

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印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月21日更新

銅印(画像)

  • 名称:銅印
  • (名称ふりがな)どういん
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成6年1月31日
  • 種別:考古資料
  • 地域:合併前上越市(春日区)
  • 所在地:上越市春日山町1丁目2番8号(上越市埋蔵文化財センター)
  • 出土地:江向遺跡(上越市大学前)
  • 所有者等:上越市

徴証・伝来

 この銅印は、平成4年の江向(えむかい)遺跡(春日地区)の発掘調査で出土しました。印面や、つまみの部分に少し欠損がみられますが、ほぼ完形品であり、遺跡の年代から、平安時代に使用されたものと考えられます。

 朱肉に使われた顔料は、印に付着した成分を分析したところ、酸化第二鉄(ベンガラ)であることが判明しました。顔料の成分がわかったのは、正倉院を除くと全国でも初めての例だといわれています。

 印面は縦3.1センチ、横2.9センチで、印面の文字は「高有私印」と読めます。「高有」は、古代の頸城郡にいたとされる「高志(こし)」を名乗る氏族のうち、名前に「有」を用いた人物の私印と考えられます。また、江向遺跡では、大型の掘立柱建物もみつかっています。

このページに関するお問い合わせ先

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〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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