この文書は、天和2年(1682年)、江戸幕府が旧高田藩主松平光長(延宝9年(1681年)改易)の遺領を検地し、同3年に高沢(澤)村(現安塚区)へ交付した検地帳で、2冊から成り、うち1冊は写本で、高澤村の庄屋に伝来したものです。江戸時代のものです。検地の結果を一村ごとにまとめた土地台帳で、帳末には面積、石高を集計したものです。領主・農民双方にとって基本となる土地台帳です。
昭和49年3月1日に旧安塚町の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。
旧安塚町に寄贈され、現在は公文書センターで保管しています。