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この2基の五輪塔は、ともに全高約90センチです。両塔とも水輪の形が鎌倉時代の様式を示しますが、薬研彫りの梵字(ぼんじ:仏の象徴として書き表す文字)にやや様式化が認められるため、南北朝時代の制作と考えられています。
五輪塔は、密教で説かれる地・水・火・風・空という、世界を構成する5つの要素(五大)をそれぞれ方・円・三角・半月・如意珠(にょいしゅ)の形で象徴したものといわれています。
昭和62年5月28日に旧浦川原村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。