鈴木昌司印章

• 名称：鈴木昌司印章
• （名称ふりがな）すずきしょうじいんしょう
• 指定：市指定文化財
• 指定年月日：平成19年6月1日
• 地域：吉川区
• 所在地：上越市吉川区下町1126番地（吉川区総合事務所）
• 所有者等：上越市

徴証・伝来

　この印章の印面は、縦1.8センチ、横1.9センチ。高さは5センチで、印文は「鱸昌司印」と彫刻されています。明治時代の制作です。姓の「鈴木」を魚類の「鱸」（すずき）に当てたもので、昌司が自らの書に愛用した落款です。鈴木家に伝来したものです。

　鈴木昌司は吉川区代石出身で、明治時代に自由民権運動の指導者的役割を果たした人物です。初めての新潟県会議員に当選し、以後7回再選を果たし、議長も務めました。その後、第1回帝国議会衆議院議員としても活躍しました。

　平成9年10月23日に旧吉川町の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。