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稲荷神社の庚申像

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印刷用ページを表示する 掲載日:2024年6月6日更新

稲荷神社の庚申像(画像)

  • 名称:稲荷神社の庚申像
  • (名称ふりがな)いなりじんじゃのこうしんぞう
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成19年6月1日
  • 種別:有形民俗
  • 地域:中郷区
  • 所在地:上越市中郷区稲荷山新田字下原19番地
  • 所有者等:稲荷神社

徴証・伝来

 この庚申像は、像高48センチ、幅45センチ、奥行き26センチで、安山岩製です。制作年代は不明です。

 かつては角力(力くらべ、相撲)の神とされ、集落の若衆が力がつくようにと像に抱きつき、ゆさぶったと伝えられています。庚申信仰の対象とされる猿の顔面がはっきりしており、像の大きさも大きいものです。

 明治時代の末期に神社の統合がなされ、そのときに中郷区の稲荷山、宮野原、福崎、江口集落に祭られた四社が合祀され、稲荷神社となりました。江口を除く三社は神明社で、江口集落の神社の社名はわかりませんが、庚申信仰の信仰対象である猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀っていたといわれています。この像は江口の旧神社から移されたものです。

 昭和49年2月8日に旧中郷村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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