岡田の春駒は、三味線や締太鼓、笛のテンポのよいリズムにあわせながら、男三人が踊ります。江戸時代に小布施(長野県)から岡田に移り住んだ村人が教えたのが始まりと伝えられています。
踊りは、才蔵と呼ばれる男二人が「どうどうどう」と唄いながらがササラ(竹を細くしたもの)をふり、中央の女装した「ヨメ」に近寄ったり離れたりして動き、それに連動して「ヨメ」が鈴の付いた駒頭を持って元気に踊ります。集落内の婚礼の席でよく披露されていましたが、今は風巻神社大祭の時に奉納されます。
昭和59年10月4日に旧三和村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。