井ノ口古代詞

• 名称：井ノ口古代詞
• （名称ふりがな）いのくちこだいじ
• 指定：市指定文化財
• 指定年月日：平成19年6月1日
• 種別：無形民俗
• 地域：三和区
• 所在地：上越市三和区井ノ口
• 所有者等：井ノ口郷土芸能保存会

徴証・伝来

　井ノ口集落に古くから伝わる民俗芸能で、冠婚葬祭や祝いの場で踊られてきました。元禄年間（1688～1704年）に代官らの手でさらに工夫が加えられ、勇壮の中に華やかさのある質実な農民の踊りとして完成したと伝えられています。この踊りは黒紋付に白たすき、白足袋姿の男性が、三味線と締太鼓、唄、「ドッコイー」の囃子に合わせて踊ります。井ノ口八幡神社で毎年8月15日に行われる八朔祭で奉納されます。

　昭和62年3月19日に旧三和村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。