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親鸞を描いたこの画像は、鎌倉時代の正統的な御影を継承し、高麗縁(こうらいべり)の上げ畳の上に、墨染めの衣をきて、趺座(あぐら)する姿を右斜め向きの構図で描いています。
本紙縦120.2センチ、横63センチで、襟の白いスカーフのような帽子(もうす)の彩色の隈取りや高麗縁の繧繝彩色(うんげんさいしき)、高座の描写などから、室町時代中期1500年代頃の制作と推定されています。親鸞の孫、唯善が開いた常敬寺に伝わっています。