この文書は、6,902点から成っており、江戸時代中期から大豆新田村の庄屋や大豆組大肝煎を勤め、明治時代初期には柏崎県第十大区二十二小区総代を勤めた森本家に伝来した史料群です。江戸時代から昭和のものです。
森本家文書は、(1)森本家の家や経営などに関わるもの、(2)庄屋や大肝煎、総代などに関わるもの、(3)問屋・本陣などに関わるもの、(4)蔵書等 文化・教養に関わるものの4つに大別できます。森本家は大豆組大肝煎として岩木村、中屋敷村19か村を管轄していたため、この文書からは近世の春日山城跡の様子をはじめ、当時の村々や高田藩の地方支配の実態をうかがい知ることができます。
上越市へ寄贈され、高田図書館で保管しています。