議会運営委員会は、定例会・臨時会の日程や会議規則、委員会に関する条例など、議会運営全般にかかわることを協議し、意見調整を図るために常設されている委員会です。
議会運営委員会の構成委員については、議員名簿をご覧ください。
現在、多くの地方議会では、定例会の開催を年4回とし、その会期内で集中的に議案の審査等を行っています。たとえば上越市議会では、定例会を3月、6月、9月、12月に開催し、それぞれの会期を15~25日程度としています。
「通年議会」とは、定例会の開催を年1回とし、会期を長期化する議会運営のことです。議会は必要に応じて本会議を開催できるため、大規模災害の発生時などに柔軟に対応できるなどのメリットがあります。
上越市議会では、議会運営委員会において、通年議会の調査・研究を行ってきました。
令和4年7月の議長からの諮問を受け、議会運営委員会として調査・研究を進めた結果を議長に報告しました。
議会運営委員会としては、令和6年4月の市議会議員一般選挙後の適切な時期に通年会期制を導入すべきであり、導入に当たっては、(仮称)通年会期制導入準備委員会を組織し、具体的な制度設計や理事者側との調整、市民説明会等を実施する必要があると提言しました。
議会運営委員会として、平成24年度から行ってきた、通年議会の研究・協議の結果を議長に報告しました。
議会運営委員会としては、「導入に賛成する意見」と「導入に慎重な意見」に分かれました。一つの意見集約に至らなかったことから、報告書は両論併記とし、検討は打ち切ると結論付けました。なお、通年議会の導入に関しては、議会運営の研究課題として、その必要性や効果等を行政側とともに、今後も必要に応じて検討することを提言しました。
今後の検討の参考にするため、議長が全議員を招集し、全員協議会を開催しました。これまでの議論を議会運営委員長が報告し、今後の方向性について、各議員と意見を交わしました。
議会運営委員会として、これまでの検討経緯と結果を議長に中間報告するとともに、現委員の任期後も引き続き協議・検討するよう要望しました。
議会運営委員会では、平成26年11月からタブレット端末導入に向けた検討を行い、平成30年12月から本格導入しました。タブレットの活用により、これまで以上に政策議論の活発化が期待できるほか、迅速な情報共有や省資源化、経費節減などが図られます。主なメリットは、以下のとおりです。
平成29年12月からの1年間の試行期間を経て、平成30年12月定例会より本格的にタブレット端末を導入しました。
議会運営委員会として、これまでの検討経緯と結果を議長に中間報告するとともに、現委員の任期後も引き続き協議・検討するよう要望しました。