食欲の秋到来 秋の味覚が食卓に並ぶ季節がやってきました。
上越市は子どもの頃から食について学ぶ機会が多くあり、地元野菜などを取り入れ栄養バランスに優れた給食にも力を入れています。
本号は、子どもたちの「食育」の取り組みについてご紹介します。
(大潟町小学校 宇田(うだ) 栄養教諭)
子どもたちの健康を考えた学校給食。子どもの頃から生活習慣病予防を考えて、揚げ物は少なく、塩分は控えめにしています。また、食育を意識して、地元の食材や旬の野菜を取り入れています。
調理員さんと協力して「おいしい給食」を目指しています。
(大潟町小学校の調理員の皆さん)
大潟町小学校は校内で給食を作る「自校給食」です。メニューに合わせて温かい料理や冷たい料理を提供できるよう、段取りや冷蔵庫保管などを工夫しています。学校生活の節目などに、メッセージカードを添えると、裏面に「おいしかったよ」とお返事が届きます。その双方向の関係がうれしく、励みになります。
(教育委員会事務局 大石 上席栄養士長)
昨年度からコロナ禍により未開催ですが、新潟県の学校給食調理コンクールで、平成25年から令和元年までの7年間のうち、上越市は4回も優勝しています。上越市の給食は自他共に認めるおいしい給食なんですね。また、上越市では、栄養教諭など全員が月に一度集まる献立作成会議を行っています。栄養価が高くおいしい給食の献立は、栄養教諭みんなで考えて作っています。
(南本町小学校 岡田 栄養教諭)
上越市では、月に1回、郷土食に親しむ機会として「ふるさと献立」の日を設定しています。いつか懐かしいふるさとの味として思い出してくれるような、魅力ある献立を考えています。代々受け継がれてきているふるさとの味や歴史、食文化を家庭や地域と共に伝えていきたいですね。
食育を通して、「食べるって楽しい・うれしい」と「食」を大切に思える子どもたちを育んでいきたいです。
「つきあかり」は、上越市で生まれ、上越市で育てられた早生(わせ・早い時期に収穫できる)品種のブランド米で、コシヒカリに負けないくらいおいしいお米です。
子どもたちには、地元のおいしいお米を食べて、生涯にわたってお米を大切に食べてほしいという思いで丹精込めて作っています。
上越市産の「つきあかり」は、自信を持っておすすめできるお米です。ぜひ地元の皆さんからも一度食べてみていただきたいですね。
上越市では、「ふるさと献立」のほかにも、月に1回「食育の日献立」があるよ。今年のテーマは「給食で日本を旅しよう」。例えば、大潟町小学校では6月に「横よこすか須賀海軍風カレー」を、南本町小学校では9月に九州地方にちなんだ「ちゃんぽん」を味わったんだ。コロナ禍でいろいろなところに行けないけれど、給食で全国各地の味を楽しんでいるよ。
上越市には、おいしい食べ物がたくさんあるね。上越産をモリモリ食べよう
上越のおいしい食育キッチン(クックパッド・外部リンク)<外部リンク>
今年度初の取り組みとして、6月の食育月間に合わせて、親子で食について楽しく学べるイベントを開催しました。当日は、会場を「私たちの食を考えるゾーン」と「上越の食・食文化の紹介ゾーン」に分け、展示パネルに隠されたヒントから答えを探し出すクイズラリーや、発酵食品の文化が根付く「発酵のまち上越」ならではの取り組みとして、お湯を注ぐだけで簡単にお味噌汁ができる「みそまる」づくり体験などを通じて、楽しみながら「食」について学びを深めました。
小学生を対象に、上越市の特色を生かしたさまざまな体験ができる謙信KIDSプロジェクト。
この日の「しょく」の講座では、旬を迎えた「ひとくちまくわ」やトマトなどを収穫し、青果市場を見学しました。
収穫体験などの事業を受け入れています。
一度もトマトを食べたことがない子どもが、体験で初めてトマトを食べて「おいしかった」と言ってもらえたのがうれしかったですね。
農業は大変というイメージが先行しがちですが、体験を通じて、子どもたちから「野菜作りは楽しいな」「自分もやってみたいな」と感じてもらえたらと思います。
「上越野菜」の収穫体験と料理教室を開催しました。
当日は、収穫した「上越丸えんぴつなす」やトマトをピザに、「ひとくちまくわ」をフルーツポンチとして料理し、「上越野菜」のおいしさを味わいました。
9月2日の大潟町小学校の給食献立「マーボー夏野菜」を秋仕様にアレンジ
海の幸に山の幸、清らかな雪解け水により育まれた米に、みずみずしい野菜や果実。これらはどこでも味わえるものではなく、上越市だからこそ味わえるものです。自然豊かでおいしい食べ物に囲まれた上越市には、私たちがすこやかに生きるヒントがきっとあります。
コロナ禍の今だからこそ、家庭での「食」、そして上越市ならではの「食」について、改めて考えてみませんか。
本展覧会では、重要文化財3体を含む、およそ30体の仏像と懸仏(かけぼとけ)が一堂に会します。地域で大切に守られてきた仏像をぜひご覧ください。
「越後の都」であった長い年月へ思いを馳せ、人々が捧げた「祈り」に、現在世界中にまん延する疫病を克服せんとする私たちの「祈り」を重ねる機会となればと考えています。
徳泉寺(東雲町二)所蔵 県指定文化財
像高17.2センチの金銅仏で二重まぶたの童顔が特徴です。
火災にあっているため、頭部がやや傾いていますが、それが一層愛らしさを増しているように見えます。
合掌(がっしょう)する2本の手のほかに、左右20本ずつの手があり、さまざまな持物が握られています。1本の手で25の苦悩を救い、40本で1,000の苦悩を救うといわれています。
板倉区田屋(たや)町内会長 鴨井 晃さん
田屋町内会は、鎌倉時代末期から南北朝時代に制作されたと考えられている市指定文化財の「大日如来坐像」を所蔵しています。町内会で管理を行い、27世帯が4年ごとに4班体制でお堂の清掃や管理を行う「田屋番」を組み、古くから大切に守り続けて来ました。
「大日さん」がお堂から出されるのは、今回の展覧会が初めてです。展示に当たり、専門業者と歴史博物館の皆さんが丁寧に梱包し、搬出してくださいました。
コロナ禍ではありますが、この機会に一人でも多くの人に見てもらい、田屋にこのような素晴らしいものがあることを知ってもらいたいです。
詳しくは上越市立歴史博物館のご案内をご覧ください。
問合せ:上越市選挙管理委員会事務局(電話:025-526-5111、内線2401~2403)
平成15年11月1日までに生まれた人(選挙当日満18歳以上)で、令和3年7月23日以前から引き続き上越市に住民登録をしている人です。
異動区分 | 届出区分 | 届出日 | 投票場所 |
---|---|---|---|
市内の異動 | 転居届 | 10月8日(金曜日)以前 | 新住所地 |
10月9日(土曜日)以降 | 前住所地 | ||
市外からの転入 | 転入届 | 7月23日以前 | 新住所地 |
7月24日以降 | 投票できません | ||
市外へ転出 | 転出届 | 投票する前 | 投票できません |
投票所ではマスクの着用や手指消毒など感染対策の徹底をお願いします。
入場券は10月18日(月曜日)以降に各世帯へ郵送します。事前に入場券に記載された投票所と開設時間を必ず確認してください。
投票日当日に仕事や旅行などのため投票できない人は、期日前投票や不在者投票を利用してください。
投票時の混雑を緩和するため、期日前投票を積極的にご利用ください。
(注)住んでいる地区に関係なく、市内のどの期日前投票所でも投票できます。
開設期間:10月25日(月曜日)~30日(土曜日)
(注)事前に手続きが必要です。早めに市選挙管理委員会に連絡してください。
投票場所:入院・入所施設
問合せ:市選挙管理委員会または病院・施設の係員へ
対象者:次のいずれかに該当する人
投票方法:郵送
投票場所:滞在中の市区町村の選挙管理委員会
申し込み:必要事項を記入の上、書類を市選挙管理委員会事務局へ郵送
対象者:詳しくは10月31日執行 上越市長選挙及び上越市議会議員補欠選挙で確認するか、市選挙管理委員会(電話:025-526-5111、内線2401~2403)へ問い合わせてください
投票方法:郵送
(注)濃厚接触者は通常どおり投票所などでの投票となります。
とき:10月31日(日曜日)午後9時~
ところ:リージョンプラザ上越
参観対象者:上越市の選挙人名簿に登録されている人
定員:150人(当日先着順)