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現在地トップページ > 広報上越 > 広報上越(2022年9月号 No.1128)Web版

広報上越(2022年9月号 No.1128)Web版

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印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月25日更新

特集 「もしもを考える。もしもに備える。」

9月1日は防災の日 「マイ・タイムラインを作成しよう」

中郷中学校でのマイタイムライン作成の様子(写真) 近年の災害の様子(写真)

マイ・タイムラインってどんなもの

上越市防災士会会長 大滝利彦さん 「マイ・タイムライン」とは台風や大雨による水害など、これから起きるかもしれない災害に対し、自分の家族構成や生活環境に合わせ、「いつ、何をするのか」を時系列で整理しておく「自分自身の防災行動計画」のことです。

なぜマイ・タイムラインが必要なのでしょうか

 いざというときの行動を時系列にまとめておくと、実際に災害が起きたときも慌てずに正しい判断や行動ができます。大雨や台風は突然起こる地震と違い、今後の備えをする時間があります。マイ・タイムラインを作成し、予測をしながら災害に備えることで「心の準備」と非常持出袋や備蓄品などの「物の準備」をすることができます。

作成のポイントを教えてください

 まずは自分の住む地域の特性を知り、過去の経験や教訓を生かしましょう。市のハザードマップでは、過去に洪水や土砂崩れが起きた場所や、これから起こるかもしれない災害の危険箇所を確認できます。
 過去の災害で、近くの河川の水位はどうだったか、雨量はどうだったかなど、過去の教訓や自身の経験を地域で話し合い、共有することが大切です。マイ・タイムラインにもそういった細かい事柄を書いておくことで、より具体的な防災行動計画にすることができます。
 過去に災害が起きていない地域や、近くに河川がない地域に住んでいる人も油断は禁物です。「この地域は安全だ」という思い込みが最も危険です。災害が起きてしまってからでは、避難しようにも道路が冠水していたり、浸水で車が使えなかったりする場合もあります。
 日頃から災害の危険性を考え、避難先や避難行動を確認しておきましょう。

「つくってみよう」 中郷中学校での取り組み

 新潟県上越地域振興局の職員を講師に迎え、中郷中学校の2年生がマイ・タイムラインの作成を通じて、災害時に率先して安全を確保するための行動や命を守る行動について学びました。

  • ステップ1 「地域の特徴とハザードマップを学ぼう」
  • ステップ2 「警戒レベルを理解し、マイ・タイムラインをつくろう」
  • ステップ3 「家族でも話し合おう」

 中郷区の特徴や過去の災害、ハザードマップの見方を学んだ後、班で警戒レベルや避難情報についてゲーム形式で考え、マイ・タイムラインを作成しました。

中郷中学校の生徒さん。マイ・タイムラインを作成しました(写真)(左から:陸川一見さん、坂田友明香さん、宮下幸志さん)

「日頃から防災について考えることが大切と教わったので、ハザードマップを見ながら家族で話し合い、家でもマイ・タイムラインを作りたいと思います。いざという時に自分の命を守り、周りの人を助けられるようになりたいです。」

わが家のマイ・タイムライン

マイ・タイムライン作成シート(画像)

2022年9月号4~5ページ 作ってみよう「マイ・タイムライン」 [PDFファイル/1005KB]

地域の災害リスクを知ろう

「ハザードマップ」を確認しよう

 自分の住む地域の危険箇所を確認し、地域の特性や過去に起きた災害について知ろう。
 非常持出品や備蓄品のリストは、各世帯に配布した洪水ハザードマップに掲載しています。

家族で話し合おう

集合場所や連絡方法を決めておこう

 災害が起きたときに家族が同じ場所にいるとは限りません。家族で災害時の避難場所や連絡手段は決めてありますか。

避難行動を検討しよう

 避難所に行くことだけが避難ではありません。自宅の2階や親戚・知人宅など、安心・安全な避難場所はどこですか。

情報収集の手段を確認しよう

市が発令する避難情報

 市では、災害の危険性が高まったときに警戒レベルに応じて避難情報を発令します。警戒レベル4の「避難指示」を発令したときは、速やかに避難してください。


テレビではリモコンの「dボタン」を押すと、気象情報や災害に関する情報をいち早く確認することができます。また、コミュニティFM放送(FMじょうえつ 76.1MHz)のほか、市公式SNSなどさまざまな方法で情報を収集しましょう。

情報収集のための二次元コード(画像)

行動例

3日前 「情報の収集」 
 台風予報

  • テレビの天気予報や、気象庁のホームページをチェックし、今後の天気の変化に注意する。
  • マイ・タイムラインを見ながら、今後の動きを確認する。
  • ハザードマップなどを見ながら、避難場所や避難ルートを確認する。
  • 家族の予定を確認する。

2日前 「必要なものを準備」 
 
大雨・洪水・強風注意報

  • 家の非常時用の備蓄品や非常持出袋の中身をチェック。足りないものや必要なものを買い出しにいく。
  • 普段飲んでいる薬を1週間分、病院へもらいに行く。
  • 植木鉢や自転車などの飛ばされそうなものを家の中にしまう。
  • 車にガソリンを給油する。

1日前 「避難準備完了」
 大雨・洪水・暴風警報
 安全メールなどによる注意喚起

  • 携帯電話やモバイルバッテリーを充電しておく。
  • 川の水位や道路の通行止め情報などをインターネットで確認する。
  • 不要不急の外出をしない。
  • 非常持出袋や貴重品などを持ち出せるよう準備する。
  • 避難しやすい服装に着替える。

当日 「身の安全を確保」 避難警報の発令
 高齢者等避難・避難指示
 緊急安全確保

 避難行動を開始

  • 高齢者や妊婦など避難に時間がかかる人は早めに避難する。
  • 自宅にいることの安全性を確認できる場合や、避難所への移動が危険な場合は、身を守るための行動として浸水しない場所(自宅の2階など)へ避難する。

9月のトピックス 認知症とともに生きる

9月は世界アルツハイマー月間です

 「認知症は自分には関係ない」と思っていませんか。認知症は、令和7年に65歳以上の5人に1人が発症すると推計されているほか、高齢者だけでなく若いうちに発症することもあり、多くの人にとって身近なものとなっています。
 認知症の人の気持ちや関わり方を理解することで、認知症の人は安心して自分らしい生活を送ることができます。

認知症の人の気持ち

  • 認知症の人は、自分はこれからどうなるのか不安を感じたり、失敗が増えて気持ちが落ち込み、うつ状態になったりすることがあります。
  • 失敗したときにどうしていいかわからず混乱し、イライラしやすくなったり、怒りっぽくなったりすることがあります。

認知症になってもすべてのことができなくなるわけではありません。
本人のできることを生かしながら、さりげなく手助けをしましょう。

認知症に関する講座・もよおし

申し込み・問合せ:すこやかなくらし包括支援センター(電話:025-526-5623)

認知症かな、と思ったら 

「こころとからだの元気教室」

「もの忘れが増えた」「何度も同じ話をする」など、認知症の症状が気になる人を対象とした専門医による個別相談会です。

とき・ところ

  1. 9月26日(月曜日)市民プラザ
  2. 10月24日(月曜日)板倉コミュニティプラザ

いずれも午後2時~4時

定員:10人(申込順)
申し込み:9月5日(月曜日)から、各開催日の2週間前

認知症について学ぶ 

「認知症サポーター養成講座」

認知症に関する正しい知識や対応の仕方を学びます。

とき・ところ

  1. 9月17日(土曜日)午前10時~11時30分(市民プラザ)
  2. 9月28日(水曜日)午後2時~3時30分 (直江津学びの交流館)

定員:20人(申込順)
申し込み:9月5日(月曜日)~開催日前日までの間

認知症の人の家族や支援をしている人へ

認知症の人への接し方講座

とき・ところ

昼の部

  1. 9月14日(水曜日)
  2. 10月14日(金曜日)

いずれも午後2時~3時30分(オーレンプラザ)

夜の部

  1. 9月29日(木曜日)
  2. 10月20日(木曜日)

いずれも午後6時~7時30分(市民プラザ)

定員:各回10人(申込順)
申し込み・問合せ:開催日前日までに、すこやかなくらし包括支援センター(電話:025-526-5623)

若くして認知症になられた方の家族教室(全3回)

 家族が認知症と診断されたときの対応を精神保健福祉士などの講師から学ぶとともに、講師と一緒に認知症に関する疑問や悩みについて話し合います。

  • とき
  1. 「専門医に何でも聞いてみよう」9月27日(火曜日)
  2. 「診断は支援の始まり サービス・制度を知る」10月26日(水曜日)
  3. 「がんばりすぎない 家族のストレスマネジメント」11月28日(月曜日)

(注)いずれも午後2時~3時30分

  • ところ:市民プラザ
  • 対象:65歳未満で認知症を発症した人の家族
  • 定員:10人(申込順)
  • 申し込み・問合せ:認知症疾患医療センター(高田西城病院内、電話:090-7801-7533または025-523-2139)

認知症を知る (直江津図書館のもよおし)

展示「認知症当事者の本とメッセージ」

8人の著者からのメッセージと本を展示します。

  • とき:9月2日(金曜日)~10月2日(日曜日)
おはなし会とワークショップ「認知症ってなあに」

絵本「とんでいったふうせんは」を読みます。

  • とき:9月25日(日曜日)午前11時~11時40分

「どこに相談したらいい」 認知症に関する相談窓口

  • 電話で気軽に相談したい、直接会って相談したい⇒⇒(右矢印2つ) お近くの地域包括支援センター またはすこやかなくらし包括支援センター(電話:025-526-5623)
  • もの忘れが気になりはじめた ⇒⇒(右矢印2つ) まずは、かかりつけの医師に相談しましょう。
  • 認知症の専門医に相談したい ⇒⇒(右矢印2つ) 認知症疾患医療センター(高田西城病院内、電話:090-7801-7533)

さらに便利に 上越市公式LINEアカウント

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配信カテゴリ

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市公式LINE二次元コード(画像)「防災情報」や「火災情報」などを配信している「上越市安全メール」の内容を市公式LINEでも受け取れます
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市民の皆さんから報告をお受けします

 市公式LINEのトークルーム上で、市に集積所の違反ごみ・不法投棄・道路損傷の情報を送ることができます。

市公式LINEトークルーム画面(イメージ図)

問合せ

  • LINE以外でも情報発信中(Twitter・YouTube二次元コード)画像LINEの機能拡充:広報対話課(電話:025-520-5614)
  • 道路損傷:道路課(電話:025-520-5774)
  • 集積所の違反ごみ・不法投棄:生活環境課( 電話:025-526-5111、内線1020-4120)

市政トピックス

「市民と市長との対話集会」を中学校区ごとに開催します

「市民と市長との対話集会」開催予定表
開催日時 会場 対象中学校区 申し込み先
10月3日(月曜日)午後6時30分~8時 板倉コミュニティプラザ 板倉中学校区 板倉区総合事務所
( 電話:0255–78–2141)
10月5日(水曜日)午後6時30分~8時 津有地区公民館 雄志中学校区 広報対話課
( 電話:025–520-5615)
10月12日(水曜日)午後6時30分~8時 名立地区公民館 名立中学校区 名立区総合事務所
( 電話:025–537–2121)
10月19日(水曜日)午後6時30分~8時 八千浦交流館はまぐみ 八千浦中学校区 広報対話課
( 電話:025–520-5615)
10月26日(水曜日)午後6時30分~8時 レインボーセンター 直江津中学校区 広報対話課
( 電話:025–520-5615)
  • 1会場につき20人程度でフリートークを行います。お住まいの中学校区の会場にご参加ください
  • 参加は事前申込制です。開催日の1週間前までにご連絡いただくか、ホームぺージから申し込んでください

金子前農林水産大臣が来越 7月27日

金子前農林水産大臣の現地視察の様子(写真)  有機農業に関する現地調査のため、金子前農林水産大臣が当市を訪れました。
 有限会社内山農産と農業法人大潟ナショナルカントリーのほ場を視察した後、農業者などと車座による意見交換を行い、市長は「有機農業の機械化が進んでおらず、手間がかかる。できるだけ機械化し、有機農業に取り組む農業者が増えるよう支援していただきたい」と要望しました。
 金子前大臣は「現場で見聞きし、有機農業では除草が大きな課題だとよく分かった。人力だけでは難しいため、格安で使える機械を作り出す必要がある」と語りました。

広島平和記念式典中学生派遣 出発式 8月5日

出発式にて千羽鶴を託す様子(写真)  市内中学校の代表8人が8月6日に開催された広島平和記念式典に参列するため、上越妙高駅で出発式を開催しました。この事業は、平和の尊さを学び、後世に伝えていくことを目的に平成8年から実施していますが、コロナ禍の影響により3年ぶりの実施となりました。
 教育長は、参加する生徒に「広島では、現地に受け継がれている平和への強い思いをしっかりと感じ取り、戦争の悲惨さと平和の尊さを多くの人に伝えてください」と市長からの激励メッセージを送り、市内中学校から届けられた千羽鶴を託しました。

広報上越に皆さんの声を取り入れています

 今後の紙面づくりの参考とするため、4月に市公式LINEアカウントと市ホームページで「広報上越」に関するアンケートを実施しました。
 いただいたご意見は、今後、市民の皆さんにより求められる「広報上越」の作成に生かします。多くの皆さんからご回答いただき、ありがとうございました。

アンケート結果(主なもの)

調査概要

  • 実施日:4月20日~27日
  • 調査方法:市公式LINEアカウントおよびホームページ
  • 回答数:488件
  • エリア:上越市内(95%)、上越市街(5%)
  • 年代:10・20代(11%)、30代(16%)、40代(27%)、50代(19%)、60代(18%)、70歳以上(9%)

Q1 広報上越をどの程度読んでいますか

  • すべてのページ 53%(261件)
  • 特集ページだけ 10%(46件)
  • お知らせや催し、「情報ファイル」など 22%(109件)
  • 読まない 15%(72件)

広報上越をどの程度読んでいますか(結果グラフ画像)

Q2 主な閲覧方法を教えてください

  • 全戸配布や公共施設 90%(383件)
  • 市ホームページ 6%(24件)
  • スマートフォンアプリ 4%(17件)

主な閲覧方法を教えてください(結果グラフ画像)

Q3 紙媒体の全戸配布は必要だと思いますか

  • 必要 59%(289件)
  • 不要 27%(132件)
  • わからない 14%(67件)

紙媒体の全戸配布は必要だと思いますか(結果グラフ画像)

Q4 紙面は見やすい、わかりやすいですか

  • はい 90%(383件)
  • いいえ 10%(44件)

紙面は見やすい、わかりやすいですか(結果グラフ画像)

集落づくり推進員通信 8

大島区集落づくり推進員・飯塚和憲さん(写真)中山間地域の暮らしを守り、活力の維持・向上を図るため、さまざまな支援を行う「集落づくり推進員」。今回は大島区の飯塚推進員を紹介します。

どんな活動をされていますか

  • 毎月、担当する14集落155世帯の戸別訪問を行っています。また、集落行事(お楽しみ集会、お祭り、農道の草刈り、塞ノ神など)への参加を通じて集落の人との交流を深め、信頼関係づくりに努めるとともに、そのような交流を自分自身も楽しみながら活動しています。

活動の中で感じていることは

  • 担当集落や世帯数が少ないため、戸別訪問に力を入れ、各世帯の現状をつぶさに把握できるように努めています。集落を訪問した際や集落の行事に参加したとき、集落の人から掛けていただく「久しぶり。元気かね」、「お茶でも飲んでいきない」などの言葉は、私自身の心身を癒してくれますし、心から温かさを感じています。一方で、過疎化や高齢化が進むにつれ、空き家が増えている現状に、私自身も何とも言えない寂しさを感じるときがあります。

大島区の農業の未来を皆さんと一緒に考えています(写真)大島区の農業の未来を皆さんと一緒に考えています

今後の目標を教えてください

  • 中山間地域の暮らしは、今後、ますます厳しくなると予想されますが、そのような中でも、集落の皆さんに寄り添い、皆さんが笑顔で元気に暮らしていけるように、支援をしていきたいと思っています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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