直江津銀行は、明治28年(1895年)「直江津積塵(せきじん)銀行」の名称で発足し、明治期の直江津の商工業を支えました。明治39年(1906年)の大火により焼失しましたが、明治40年(1907年)には再建されました。
銀行は大正4年(1915年)に解散となりましたが、 海運業を営む高橋達太が銀行の建物を取得し、大正9年(1920年)に現在地に移築。その後、回漕店の社屋として使用していました。
建物の前の迫力に満ちたライオン像は、高橋達太の要請により、柏崎市の小川由廣が制作したものです。
上越市最古の擬洋風建築であり、煉瓦塀は、火災が多かった直江津を物語っています。
平成31年(2019年)3月に旧直江津銀行として「上越市文化財」に指定されました。
詳しい館内図は以下のリーフレットをご覧ください。
ライオン像のある館(旧直江津銀行)リーフレット [PDFファイル/2.98MB]
ライオン像のある館は、入館料、占用利用料ともに無料です。
午前10時から午後5時まで
(三八朝市の開催日は午前9時から午後5時まで)
4月~11月の土曜日、日曜日及び祝日
イベント開催日など(イベント情報は、ライオン像のある館(旧直江津銀行)のイベントをご覧ください。)
年末年始(12月29日~翌年1月3日)
館内には銀行当時の金庫、木製カウンター、ドイツ製天井扇風機が残されています。
(旧直江津銀行は、直江津における商工業の発展を今に伝える貴重な歴史的建築物であり、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 北前船寄港地・船主集落」の構成文化財になっています。)
本館ホールは、歴史的な遺産の保存・活用及び、地域のにぎわい創出のために行うイベント等で利用できます。
(利用時間は、午前9時から午後10時まで)
(注)個人練習や、特定の方だけの会議、レッスン等は利用できません。
ホールの占用利用は無料です。
本館ホールを占用して利用する場合は、利用希望日の7日前(土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除く。)までに占用利用承認申請書及び占用利用チェックシートを文化振興課へ提出してください。
貸出可能物品
(注)その他物品については、占用利用申請の際にお問い合わせください。
開館日以外の日も、館内の見学ができます。
見学をご希望の場合は、見学日の3日前(土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除く。)までに文化振興課までご連絡ください。
〒942-0001 上越市中央3丁目7-31
(電話:025-544-6238 ファックス:025-544-6238(開館日のみ))
専用駐車場はありません。船見公園駐車場をご利用ください。(170台、徒歩1分)
ライオン像のある館では、開館日に合わせ、サイクルステーションの設置をしています。
直江津のサイクリングのお休み処としてご利用ください。