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木造十一面千手観音坐像

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印刷用ページを表示する 掲載日:2022年2月24日更新

木造十一面観音坐像(写真)飯町内会館での展示の様子
飯観音堂の木造十一面千手観音坐像(1枚目)、飯町内会館での展示の様子(2枚目)

  • 認定番号:62
  • 名称:木造十一面千手観音坐像
  • (名称ふりがな)もくぞうじゅういちめんせんじゅかんのんざぞう
  • 地域:金谷区
  • 所在地:上越市大字滝寺1943番地 googleマップ(外部リンク)<外部リンク>
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>

地域を見守り続ける 人々を悩みから救う十一面千手観音坐像

 木造十一面観音坐像は、宝陀羅神社境内にある飯観音堂の本尊です。
 頭上に十一面を戴き、中央の2手を除いて左右にそれぞれ20本の手をそなえており、一本の手で25の悩みを救うとされ、左右40本に25を乗じて千手となります。それぞれの手には、人々を様々な悩みから救うための持物(じもつ)が握られています。 

 檜(ひのき)材を用いた寄木(よせぎ)造りで、水晶の玉眼(ぎょくがん)がはめ込まれており、制作年代は、室町時代後期と推定されています。
 持物や宝冠などは、後世に修理された痕があり、厨子(ずし)が造られた文久3年(1863年)頃の修理と推定されています。

 古くから飯町内会により保存・活用が図られており、令和2年3月、町内会住民により飯地区町づくり協議会が設立され、木造十一面千手観音坐像の保存、案内看板の設置、歴史講演会の開催、観音堂周辺の観音池の遊歩道整備、地元小学校における学習会など、様々な活動が行われています。

 令和3年度の上越市立歴史博物館特別展「上越のみほとけ-「越後の都」の祈り-」に出展され、その後、飯町内会主催により町内会館で一週間ほど地域の方々に公開されました。

 木造十一面観音坐像は昭和58年3月26日、上越市文化財に指定されています。

活動団体

飯地区町づくり協議会

活動内容など

  • 保存管理
  • 案内板、標識の設置
  • 講演会の実施 など

活動団体からのメッセージ

 本像は、590年前後頃のもので、南北朝時代から室町後期の檜寄木造りで眉間には水晶がはめ込まれた仏像で昭和58年3月26日に上越市文化財に指定されました。

 観音堂で厨子に安置されていますが、江戸時代後期の文久3年頃に造られた厨子は傷みが激しく、令和2年に「上越市地域活動支援事業」により大幅に修復されました。

 古より崇拝されてきた観音像は地域の守り神としてさらに広く大切に未来の人だちに繋がっていくことでしょう。

関連情報

その他の地域の宝

「上越市「地域の宝」を認定しました」をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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