風巻神社例大祭での春駒の様子(1枚目)、踊り手の3人(2枚目)
さんわ芸能発表会の様子(3枚目)、テンポの良いリズムに乗って踊る踊り手(4枚目)
春駒は昔から婚礼など祝いの席で踊られてきたもので、現在は毎年7月に行われる風巻神社例大祭で奉納披露されています。春駒は、江戸時代に信州小布施から岡田に移り住んだ者が伝えたのが始まりとされ、山間部の長野県から米が収穫できる平地への嫁入り前に踊られたとも言われています。
踊り手は男性3人で、真ん中の女装の「ヨメ」が鈴の付いた駒頭(こまがしら)を持って元気に踊り、左右の「才蔵」と呼ばれる男性2人がササラを振りながら「どうどうどう」と唄いながら、地方(じかた)の三味線や太鼓、笛のテンポの良いリズムに乗って踊ります。三味線を継承するため、地方の女性たちにより「岡田三昧(しゃみ~ず)」が結成されています。
岡田の春駒は昭和59年10月4日に三和村文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。
岡田郷土芸能保存会
長年受け継いできました春駒が新たに地域の宝の認定を受け、保存会としても伝承と後継者育成に努めていきたいと思います。
「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。