お諏訪さんの大ケヤキ(1枚目)、保存措置のための剪定後の大ケヤキ(2枚目)
地元小学校児童による棒状肥料の埋込作業の様子(3枚目、4枚目)
稲田諏訪神社の境内には、樹高25メートル、幹囲9.3メートルの大ケヤキがあります。推定樹齢は800年で、親鸞聖人が布教の折、境内に植えられたと伝えられています。
地元では「お諏訪さんの大ケヤキ」として親しまれており、昭和58年から毎年「大ケヤキ祭り」が開催され、地域の親睦とケヤキの保護に努めてきました。
しかしながら、樹幹に寄生するサルノコシカケ科の菌糸によって樹勢の衰えが見られるようになってきたことから、平成12年に保存会を設立し、保護対策を行うほか、地元小学生児童とともに、樹勢回復を図っています。
令和3年、枝の重さなどから幹に亀裂が生じ、樹木医指導のもとに枝の剪定による保存措置が行われました。(写真2枚目)
「お諏訪さんの大ケヤキ」は平成14年7月25日に上越市の文化財に指定されています。
お諏訪さんの大ケヤキ保存会
お諏訪さんの大ケヤキは推定樹齢800年の老木ですが、毎年稲田小学校の生徒と肥料をあげたり手入れをしながら地域の宝として見守り続けていきたいと思います。
上越市「地域の宝」をご覧ください。