さんわ芸能保存会での披露(1枚目)、井ノ口郷土芸能保存会のみなさん(2枚目)
井ノ口集落に古くから伝承してきた民俗芸能です。元禄年間(1688~1704)に代官らの手でさらに工夫が加えられて、勇壮の中に華やかさと質実な農民の踊りとして完成したと伝えられています。
井ノ口三丈古代詞は、黒紋付、白たすき、白足袋姿の男性が三味線と締太鼓、唄、「ドッコイ-」の囃に合わせて踊ります。毎年8月15日、集落内の八幡神社の八朔祭り本祭りにおいて、奉納されています。
井ノ口集落には井ノ口三丈古代詞のほか、井ノ口おけさ、花笠音頭などの民俗芸能が伝えられ、地域ぐるみで、古くから伝わる伝統芸能の保存継承が行われています。
昭和62年3月19日に三和村文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。
井ノ口郷土芸能保存会
井ノ口三丈古代詞などを永遠に伝え、誇りある民俗芸能を益々発展させることを目的に活動しています。
長い歴史のある民俗芸能を継続するために、保存会を作って町内で継続していますが、会員の年齢が57歳~88歳と高齢になっているのが心配です。
今は、将来にわたっての後継者育成に力を注いでいます。
「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。