市の備蓄について
市では避難所における良好な生活環境を確保するため、避難した市民等に食料等の災害備蓄物資を迅速に提供できるよう整備するとともに、避難所の円滑な運営に必要な資機材を指定避難所や集中備蓄庫に配備しています。
災害備蓄食料
災害備蓄食料は、想定避難者数(人口の10%)の2食分を目安に備蓄しています。
品目と数量は以下のとおりです。
- 白飯(5年保存) 18,250食
お湯または水を注いで食べます。パックの中にスプーンも入っています。
- レトルトカレー(5年保存) 18,250食
温めずにそのまま食べることもできます。
- 缶詰パン(5年保存) 14,300食
缶詰の中にパンが2つ入っていて、そのまま食べることができます。
- レトルトパン(7年保存) 3,950食
容器から取り出し、そのまま食べることができます。
- コンソメスープ(3年保存) 4,750食
お湯を注いで飲みます。
- 卵スープ(5年保存)13,500食
お湯を注いで飲みます。
- おかゆ(7年保存) 7,115食
お湯または水を注いで食べます。パックの中にスプーンも入っています。要配慮者向けに備蓄しています。
- 飲料水 1.5L(10年保存) 18,766本
期限が切れたものは生活用水として備蓄します。
災害備蓄食料(アレルギー対応)
通常の災害備蓄食料とは別にアレルゲン28品目に該当しない食料を集中備蓄先に配備しています。アレルギー対応食料については、民間事業者等の在庫不足が想定されるため、応急的に必要と考えられる3日分の数量を目安に配備しています。
アレルギー対応食料が必要となった場合は、集中備蓄先から避難所等に運搬します。
品目と数量は以下のとおりです。
- 白飯(5年保存) 1,300食
お湯または水を注いで食べます。パックの中にスプーンも入っています。
- わかめご飯(5年保存) 1,300食
お湯または水を注いで食べます。パックの中にスプーンも入っています。
- レトルトカレー(5年保存) 1,300食
温めずにそのまま食べることもできます。
- 玄米スープ(5年保存) 1,300食
お湯を注いで飲みます。(注)終売となったため、令和7年度以降は別品目を導入予定です。
- 五目がゆ(7年保存) 1,400食
お湯または水を注いで食べます。パックの中にスプーンも入っています。
- ライスクッキー(5年保存) 1,400食
容器から取り出して、すぐに食べることができます。
資機材等
避難生活において必要となる資機材等を指定避難所や集中備蓄先に配備しています。
品目と数量は以下のとおりです。
- 携帯トイレ(凝固剤) 130,000個
洋式トイレなどに袋を被せ、凝固剤を入れて排泄します。
- 毛布 20,940枚
- 防災ラジオ 125台
- 鍋 1,015個
- やかん 1,159個
- カセットコンロ 256台
- カセットボンベ 768本
- 石油ストーブ 280台
- だるまストーブ 258台
着火ライターや乾電池で点火することができ、停電時も使用することができます。
- 発電機 139台
燃料となるガソリンを補給し、始動させます。
- 投光器 289台
要配慮者用物資
高齢者や母子などの配慮が必要な方々に向けた物資を指定避難所や集中備蓄先に配備しています。
品目と数量は以下のとおりです。
- 高齢者用おむつ 3,832枚
3種類のサイズ(M、L、LLサイズ)を備蓄しています。
- 子ども用おむつ 11,547枚
3種類のサイズ(新生児、M、LLサイズ)を備蓄しています。
- 間仕切り(ダンボール製) 325台
組み立て式の間仕切りです。1人で組み立てることができます。
- 簡易ベッド(ダンボール製) 648台
組み立て式のベッドです。1人で組み立てることができます。
- インスタントハウス(ダンボール製) 105台
組み立て式の間仕切りです。4人で組み立てることができます。
- 簡易トイレ 51台
和式トイレに設置し、洋式トイレと同様の使用が可能な折り畳み式のトイレです。洋式トイレの数が少ない、あるいは全く備えていない施設に配備しています。
- トイレ用手すり 139個
簡易トイレと同様の考え方で配備しています。
- 生理用ナプキン 25,320枚
普通用に加えて夜用も備蓄しています。
- 粉ミルク(スティックタイプ) 648本
- 哺乳瓶 512本
個人の備えについて
各世帯で「最低3日間、推奨1週間」分の飲料水、食料及び生活必需品を備蓄しましょう。備蓄品は「上越市民防災ガイドブック・避難所マップ」や「洪水ハザードマップ」、「津波ハザードマップ」を参考にしてください。
災害備蓄品の保管方法としておすすめしているのが「ローリングストック」です。災害用に備蓄している食料等は古いものから定期的に食事で活用し、食べた分を買い足します。ローリングストックを実践して、消費・賞味期限のチェックを行うことで、発災後に食べることができないという状況を回避することができます。