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広めよう「ユニバーサルデザイン」

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月28日更新

 上越市では、「人にやさしいまちづくり」を進めるため、ユニバーサルデザインの普及・啓発活動に取り組んでいます。

 ユニバーサルデザインについて理解を深めていただくとともに、市や市民、事業者が互いに協力しながらユニバーサルデザインに配慮した人にやさしいまちづくりを進めていきましょう。 

ユニバーサルデザインとは

 ユニバーサルデザインは、障害の有無や性別、年齢、国籍などの違いにかかわらず、できるだけ多くの人に使いやすい製品や建物、都市空間、サービス等の提供を目指そうという考え方です。

ユニバーサルデザインの7原則

 ユニバーサルデザインという言葉を使い始めたのは、アメリカの建築家であり、工業デザイナーだったロナルド・メイス氏です。メイス氏は、ユニバーサルデザインを実現するための7つの原則を定めています。

  1. だれでも利用できること
  2. いろいろな方法を自由に選べること
  3. 使い方が簡単ですぐわかること
  4. 必要な情報がすぐに理解できること(例:写真1 絵文字サイン)
  5. うっかりミスや危険につながらないデザインであること
  6. 無理な姿勢をとることなく、弱い力でも楽に使用できること
  7. 近づきやすく、使いやすいサイズ・広さになっていること(例:写真2 手すりや小さい子ども用のいすのあるトイレ)

絵文字サインの写真 手すりや小さい子ども用のいすのあるトイレの写真
写真1 絵文字サイン
写真2 手すりや小さい子ども用のいすのあるトイレ

バリアフリーとの違いは

 バリアフリーは、高齢者や障害のある人が、建物や乗り物などを利用する際に不便を感じないで生活できるように障壁(バリア)を取り除くことをいいます。

 ユニバーサルデザインは、高齢者や障害のある人だけでなく、みんなが生活しやすいように、まちづくりや製品・サービスの提供等を工夫することをいいます。 

身近なユニバーサルデザイン(市の施設の例)

リージョンプラザ上越 

インドアスタジアムの観客席

リージョンプラザ上越 インドアスタジアムの観客席の写真

車いす用の観客席スペースが、2席ずつ3箇所に確保されています。

町家交流館 高田小町

入口

高田小町 入口写真

雁木の間に段差がなく、建物内には、視覚に障害のある人を誘導するための点字ブロックがあります。

ゑしんの里記念館

排水溝の蓋

排水溝の蓋の写真

 車いすの車輪や杖がはさまりにくく、また、すべりにくい構造になっています。


トイレブース

トイレブースの写真

 すべてのブースにベビーカーを入れることができます。また、ブース内の背面に手洗いスペースとともに荷物置きスペースが大きく取られています。


洗面カウンター

洗面カウンターの写真

 カウンターの下にスペースがあり、車いすでも容易に接近できるデザインです。


女性用トイレ内の小便器

女性用トイレ内の小便器の写真

 女性用のトイレの中に小便器があることで、女性でも男の子をトイレに連れて行くことができます。

上越市立水族博物館(うみがたり)

ゆったり駐車区画

水族博物館ゆったり駐車場(写真) 水族博物館ゆったり駐車場表示板(写真)

 高齢者、障害のある人、妊産婦や幼児連れの人などが優先的に利用できる駐車区画です。区画の両側にゼブラゾーンが設けてあり、安心して駐車や乗り降りをすることができます。 

公共建築物ユニバーサルデザイン指針

 市は、だれもが安全・安心で、快適に暮らせるまちを目指し、市の施設をすべての人が利用しやすい施設にするための基準である「公共建築物ユニバーサルデザイン指針」を策定し、施設の新設や改修を行っています。 

 公共建築物ユニバーサルデザイン指針

身近なユニバーサルデザイン(家の中でも)

片手で開封できる二つ折のジャム容器の写真 

弱い力でも簡単に使えるジャムやマーガリン

シャンプーリンス(写真)

凹凸により目をつぶっていても区別できるシャンプー(左)とリンス(右)

自動式の水栓(写真) 

ハンドルやレバーを操作しなくても手をかざすだけで使える水栓

 そのほかにも、片手で開閉可能な歯磨きのキャップ、ワンタッチ式の傘、缶詰の蓋(缶切不要)、リモコン(ボタンの凹凸)など、身近にユニバーサルデザインがたくさんあります。皆さんも、家の中でユニバーサルデザインを見つけてみてください。

心のユニバーサルデザイン

  障壁を取り除き、誰もが安心・安全で快適に暮らせるまちをつくるためには、制度や慣行、施設や設備を整えるだけでなく、「心のユニバーサルデザイン」が必要不可欠です。

「心のユニバーサルデザイン」とは

 わたしたち一人一人がさまざまな人に立場に立って、思いやる・譲り合う・助け合うことが「心のユニバーサルデザイン」です。

 例えば、点字ブロックが整っていても、その上で立ち話をしたり、自転車を置いたりしては意味がありません。また、案内表示や音声案内が不足していても、絵や身振りなどで必要な情報を伝えられる場合があります。
 「心のユニバーサルデザイン」を実践することで、今ある施設や設備の機能が十分に発揮できたり、足りない部分を補ったりすることができます。

「心のユニバーサルデザイン」を実践するためには

  1. 自分の身の周りに関心を持つ
     わたしたちの身の周りには、障害のある人や高齢者、妊婦や外国人など、さまざまな立場や状況の人がいます。身の周りに困っている人がいないか関心を持ちましょう。
  2. さまざまな立場の人を思いやる
     相手の立場に立って、「自分だったらどうしてほしいか」考えてみましょう。
  3. 自分にできることから始める
     少しの勇気をもって「何かお手伝いが必要ですか」などど声を掛けてみましょう。ほかにも、例えば次のような行動が手助けとなります。
  • 障害者等用駐車場には、利用対象者の人以外は駐車しないようにしましょう。
  • エレベーターや多目的トイレでは、障害のある人やベビーカーを押している人など、配慮が必要な人を優先しましょう。
  • 段差のある場所で車いすの人が困っていたら、補助を申し出ましょう。

 もしお年寄りだったら のイラストもし両手がふさがっていたら のイラストもし目が不自由だったら のイラスト

啓発冊子「もっと知ろう ユニバーサルデザイン」

 市では、市民のみなさんにユニバーサルデザインの考え方を広めることを目的に、啓発冊子「もっと知ろう ユニバーサルデザイン」を配布しています。

 「もっと知ろう ユニバーサルデザイン」   

小学生向け啓発冊子「広めよう「人にやさしいまちづくり」」

 市では、次代を担う子どもたちにユニバーサルデザインの考え方を広めることを目的に、小学生向け啓発冊子「広めよう「人にやさしいまちづくり」」を配布しています。

 「広めよう「人にやさしいまちづくり」」

ユニバーサルデザインに関連する市の取組

 人にやさしいまちづくり

 上越市第4次人にやさしいまちづくり推進計画