青銅菊花文和鏡
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年5月29日更新
(市指定、工芸品)
- 名称:青銅菊花文和鏡
- (名称ふりがな)セイドウキッカモンワキョウ
- 地区:旧上越市
微証・伝来
鎌倉時代の作で、表に「池上大明神 弘安元年十一月廿三日」の刻銘があります。鏡に刻銘のある例はたいへん珍しく、美術史上貴重なものです。明治43年(1910年)に西松野木字池上の水田から発見されました。銘文の「池上大明神」と発見場所の字が一致しているため、この地域の神社に由来するものだったかもしれません。
鏡背は全体に菊の模様を配し、下方には2羽の小鳥が戯れている様子が描かれています。