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絹本著色親鸞聖人等身真影

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年6月1日更新

絹本著色親鸞聖人等身真影(画像)

  • 名称:絹本著色親鸞聖人等身真影
  • (名称ふりがな)けんぽんちゃくしょくしんらんしょうにんとうしんしんねい
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:昭和51年2月23日
  • 種別:絵画
  • 地域:合併前上越市(高田区)
  • 所在地:上越市寺町2丁目6番45号
  • 所有者等:浄興寺

徴証・伝来

 この絵像は、本紙縦103センチ、横69センチに親鸞が正面を向き、等身大で描かれています。
 裏書には、大谷本願寺13世の宣如(せんにょ)の署名があります。寺伝によると、この絵像は、浄興寺15世善芸が宣如から下付されたもので、狩野山楽(かのうさんらく)に制作させたものとされています。山楽は、師の狩野永徳(かのうえいとく)と並ぶ安土桃山時代を代表する絵師です。

 親鸞の図像は、鎌倉時代後期以降に定型化したといわれています。その姿は、衲衣(のうえ)の上に袈裟を身に着け、帽子(もうす)と呼ばれる白いスカーフのようなものを首に巻いて、胸前で数珠を数える姿勢をとります。やや面長な顔は、頬骨が張り、頬はこけている一方、太い眉毛は眉尻が上がり、鋭い眼光で遠くを見据えています。

 親鸞の肖像画は、国宝に指定されている西本願寺の鏡御影(かがみのごえい)をはじめ、奈良国立博物館の熊皮御影(くまかわのみえい)、東本願寺の安城御影(あんじょうのみえい)などがよく知られています(いずれも重要文化財)。
 これらの親鸞が、右斜め前を向いているのに対して、本画像は、真正面を向いて描かれています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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