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海獣葡萄鏡

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印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月21日更新

海獣葡萄鏡(画像)

  • 名称:海獣葡萄鏡
  • (名称ふりがな)かいじゅうぶどうきょう
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成11年3月26日
  • 種別:考古資料
  • 地域:合併前上越市(春日区)
  • 所在地:上越市春日山町1丁目2番8号(上越市埋蔵文化財センター)
  • 出土地:子安遺跡(上越市子安 ほか)
  • 所有者等:上越市

徴証・伝来

 この鏡は、平成6年に子安遺跡の9世紀後半と推定される大溝の底からほぼ完全な形で出土しました。

 発見当初は、唐(中国)からもたらされた鏡(舶載鏡・はくさいきょう)を原型に日本で複製した鏡(仿製鏡・ぼうせいきょう)と考えられていましたが、成分分析などを行った結果、舶載鏡である可能性が指摘されました(現時点では確定していません)。子安遺跡で約100年使用されたのち、何らかの理由で大溝に廃棄されたようです。

 鏡は直径14.2センチで、鏡背には中央に獅子がうずくまった形の紐を通す穴があり、その周りに葡萄唐草文を下地にして躍動感あふれる獣を5匹配置しています。さらにその外側に8羽の鳥をすべて異なった形で等間隔に描いています。葡萄唐草文は、西アジアに源流をもつ異国情緒豊かなものです。

 子安遺跡周辺は、古代越後国府推定地となっており、本鏡は中央と当地との関係を考える上で貴重な遺品です。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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