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多嘴瓶

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印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月30日更新

多嘴瓶(画像)

  • 名称:多嘴瓶
  • (名称ふりがな)たしへい
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成19年6月1日
  • 種別:考古資料
  • 地域:浦川原区
  • 所在地:上越市浦川原区釜淵5番地
  • 出土地:今熊窯跡(上越市浦川原区今熊)
  • 所有者等:上越市

徴証・伝来

  この多嘴瓶は、今熊地内南方の山本山丘陵にある今熊1号窯跡から出土したもので、肩部に3つの注口(嘴)をもちます(本来は4つで1つは欠損)。多嘴瓶は古墳時代の須恵器の子持壷から変化したもので、副葬品もしくは仏具と考えられています。

 今熊窯跡出土の須恵器には、ロクロからの切り離しに東海地方で用いられる「糸切り技法」が多くみられます。また、多嘴瓶自体も北陸地方の須恵器窯からの出土例がない一方、猿投窯(愛知県)での出土例が知られていることから、今熊窯跡での須恵器生産は、東海地方から製作技法が伝えられてきたことがうかがえます。

 昭和59年6月22日に旧浦川原村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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