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木造阿弥陀如来坐像

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年7月10日更新

木造阿弥陀如来坐像(画像)

  • 名称:木造阿弥陀如来坐像
  • (名称ふりがな)もくぞうあみだにょらいざぞう
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成19年6月1日
  • 種別:彫刻
  • 地域:吉川区
  • 所在地:上越市吉川区東鳥越字久保田36番地
  • 所有者等:大光寺

徴証・伝来

 この像は、像高77.1センチ、スギ材の寄木造で、漆箔が施されています。肉付きのよいどっしりとした姿が印象的で、印を結んだ手指の間には明瞭な水かき状の膜が確認できます(縵網相・まんもうそう)。これは仏が広く人々を救うために持つ身体特徴の一つです。平成5年(1993年)の調査によって、像内に墨書が発見され、天文5年(1536年)に「大仏師周防」によって制作されたことが確認されました。制作年と制作者名がそろって判明した貴重な作例です。

 大光寺は吉川区東鳥越にある真言宗の寺院です。慶長5年(1600年)の越後遺民一揆の後、真言宗の弾圧が行われたことによって伽藍は破壊され、その後小堂を建立して、本尊を安置したと伝えられています。

 昭和50年1月13日に旧吉川町の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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