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この茶碗は、昭和63年(1988年)に行われた南田遺跡(中郷区片貝)の発掘調査で出土しました。現在の愛知県瀬戸市とその周辺で焼かれた瀬戸焼の天目茶碗で、ほぼ完全な状態で見つかりました。
鎌倉時代から始まった喫茶の習慣にともなって、中国製の天目茶碗を模倣して瀬戸地方でも作られるようになった頃のものです。黒釉(こくゆう)がけの端正な優品です。
平成5年10月28日に旧中郷村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。